「歴代最強の高校球児」といえば…高校時代の実績は大谷翔平より藤浪晋太郎?

大谷翔平 

大谷翔平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

〝歴代で最もすごかった高校球児〟をファン投票で決める『高校野球総選挙2023』(テレビ朝日系)が、夏の甲子園開幕を前日に控えた8月5日に放送される。

同番組は、過去にも10万人の投票による『高校野球総選挙』を放送。「最強高校編」や「甲子園のプリンス」といったランキングを決めたが、今回の放送はその最新版となる。

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「毎回さまざまなジャンルの総選挙が行われますが、高校野球に関しては2018年にも放送されています。その時の1位は5打席連続敬遠で知られる星稜高校・松井秀喜氏で、2位が決勝ノーヒットノーランの横浜高校・松坂大輔氏、3位が作新学院・江川卓氏というトップ3でした」(スポーツ紙記者)

だが、このランキングをめぐっては異論も多く、放送の度にネットが荒れることでも知られる。

ファンの予想は結局似たり寄ったり

「今や世界的スターの大谷翔平ですが、高校時代の活躍に限って言えば、藤浪晋太郎の方が上でした。しかし、大谷は6位で藤浪は20位。18位のオコエ瑠偉以下という順位だったため、物議を醸しました。また、ドラフト4位で当時は期待の薄かったイチロー氏も12位に入っており、高校通算成績なのか、甲子園での活躍に限った話なのか、プロ入り後の成績も含めるのか、インパクトも加味するのか、と基準の不明瞭さが叫ばれていましたね」(同・記者)

5年ぶりとなる今回の放送では、一体、どんなランキングになるのか。順位に大きな変動はあるのか注目が集まるが、野球ファンの予想では、大方、同じ名前が上がっている。

「この手の話題は議論され尽くされた感があるので、出てくる名前は大体同じ。松坂大輔氏、清原和博氏、桑田真澄氏がトップ3なのではと、ファンの予想も似通っています。確かに、成績や話題性を総合的に加味すると、このあたりの面子になるでしょうね。純粋な成績ならば、松坂氏に江川氏、板東英二氏の3傑では。話題性だと、斎藤佑樹氏、荒木大輔氏、清原氏あたりでしょうね」(同)

今年の甲子園で、こうした論争に終止符を打つような特大級のスターが現れてくれればいいのだが。

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