米津玄師ブーム終焉? 新曲『地球儀』好評も“世界レベル”ではボロ負けか

米津玄師 

米津玄師 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月26日、日本を代表するトップシンガー・米津玄師が、自身のYouTubeチャンネルで新曲『地球儀』のMVを公開した。

YouTubeの〝急上昇〟にも上がるほど注目を集めているが、世界の壁は越えられなかったようだ。

この楽曲は、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌。〝米津玄師〟名義の記念すべき100曲目の楽曲でもあり、映画のために書き下ろしたバラードだ。

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MVは公開から1日後、140万回再生を突破。YouTubeのランキング「人気急上昇中の音楽」で着実に順位を上げていき、27日17時には、第3位に浮上していた。

「米津の大ヒット曲『Lemon』は、公開からわずか13時間で再生回数100万回を突破していました。同楽曲に比べると今回はややスローペースですが、それでも好調な滑り出しといえるでしょう」(音楽ライター)

K-POPに完全敗北?“米津ブーム”終焉の可能性

わずか1日で140万再生はさすがの数字だが、上には上がいる。日本が誇る天才アーティストですら、世界的人気を誇る〝韓国アーティスト〟には敵わなかったようだ。

「27日の『人気急上昇中の音楽』で1位を爆走しているのは、韓国のボーイズグループ『BTS』のメンバーで、シンガーソングライターのJUNG KOOK(ジョングク)。彼がリリースした楽曲『Seven(feat. Latto)』のMVは、14日の公開からわずか12日間で1億回以上も再生されています。

また4位には、今最もホットな韓国のガールズグループ『NewJeans』がランクイン。彼女たちの楽曲『ETA』も21日の公開から6日間で約1200万再生を叩き出していました。こうして比べてみると、米津の140万再生が霞んで見えます」(同・ライター)

最近は米津の人気停滞を指摘する声も多く、それは『オリコン』のデジタルシングル(単曲)ランキングにも如実に現れている。

2018年の大ヒット曲『Lemon』は初週売上23.6万DLで初登場1位を獲得。対して昨年2月にリリースされた『POP SONG』は初週4.4万DL、今年6月配信の楽曲『月を見ていた』に至っては3.1万DLと、4万にも届いていない状態だ。

米津がK-POPに勝てないのは、単純にブームが過ぎたからなのかもしれない。

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