橋本環奈の“安いイメージ”はなぜついた? 主演ドラマ多数控えるも広瀬すずとの差は埋められず

橋本環奈

橋本環奈 (C)まいじつ

女優の橋本環奈が10月スタートの月曜22時ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)で主演を務める。しかし、またもコメディータッチな役どころに、業界内から同情の声があがっている。

橋本が演じるのは、所轄署の経費削減の特命を受けた会計係の警察官・一円(はじめ まどか)。几帳面な性格で、管理する経費から事件を解決に導く。周りをトラブルに巻き込む「疫病神」という異名があり、口うるさく「経費削減!」と唱えるため、現場の刑事たちからは煙たがられているという役どころだ。

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円を演じるにあたり、橋本は8月14日に出演した『めざましテレビ』(同系)で「結構真面目なトーンで今回はやらなければいけないのかなと思ったんですけど、ふたを開けてみたら結構コメディーでした」と印象を明かしている。

これまで実写映画『銀魂』の神楽役や、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)での女番長役など、福田雄一監督率いる通称〝福田組〟のコメディー女優としての経験が活きそうだ。

『王様に捧ぐ薬指』が高評価だったけど…

「今後公開が控えているコメディー映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(Netflix)で主演を、来期の朝ドラ『おむすび』ではヒロインとして〝能天気な平成ギャル〟役を演じるなど、橋本にはどうしてもコメディーな役ばかりが舞い込む。24歳にしてここまでコメディーに全振りしている女優は他にいないため、ある意味で専売特許状態ではありますが…」(芸能ライター)

ところが、そんな橋本に〝正統派女優〟の片鱗が見えた作品がある。2023年4月期のラブコメドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の王道ヒロイン役だ。

コメディーイメージの強い橋本だったが、『王様―』のような正統派ラブコメをやらせてみたら、思わぬ演技力と適性の高さを発揮。《素直に正統派やらせればよかったじゃん》《福田組専属は分かるけど、そろそろコメディー俳優を抑えて欲しい》といった声が上がった。

「女優として伸び悩んでいた時期、橋本は〝福田組〟に入ってコメディーを演じるようになってから急成長。橋本の原点はコメディーとも言えます。

しかし広瀬すずなど同世代に比べて、女優としての格や評価がイマイチ低いのは、そういった作品に多く出演したせいで作られた〝安っぽいイメージ〟も影響しています。この売り方をずっと続けるかどうかは、悩みどころでしょうね」(同)

着実に人気女優の道を歩んではいるが…。

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