目黒蓮&川口春奈『silent』の“ヒット作扱い”に違和感 スタッフ再集結の次作『いちばんすきな花』に暗雲

川口 春奈 

川口 春奈 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

2022年10月期に放送されたドラマ『silent』(フジテレビ系)を神格化する風潮に呆れ声があがっている。

フジテレビは今年10月より、木曜劇場枠でドラマ『いちばんすきな花』を放送すると発表。主演の1人が多部未華子で、そのほかに3人の主演がいる〝クアトロ主演〟だと明かす。

スタッフは、同枠で放送された『silent』と同じで、プロデューサー・村瀬健氏、脚本家・生方美久氏が再タッグを組むという。

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さっそくドラマ公式サイトが開設され、《4人主演ドラマで多部さんがフジ連ドラ初主演!『silent』の村瀬健プロデューサー×脚本・生方美久さんが〝クアトロ主演〟という新しいスタイルで4人の男女による〝友情〟の物語を描く!》と、『silent』を推しているが…。

「『silent』はまるで大ヒット作のような風潮がありますが、違和感だらけ。ビデオリサーチ調べ、関東地区の世帯平均視聴率は、一度も二桁に届いていないし、全話の平均も7.6%。

TVerの記録をやたらと礼賛していますが、TVerがどれだけ凄かろうと大した利益にはならない。フジテレビ以外の局が『silent』に似たドラマを制作しようとしないのは、業界的に旨味がある作品と思われていないからです」(テレビ関係者)

Snow Manオタクの組織票で勝ち取った記録

そもそも『silent』は途中で完全に飽きられていたとも…。

「ドラマファンから好評だったのは3話くらいまでで、その先は完全に失速。川口春奈演じるヒロインが叩かれまくっていましたし、間延びしすぎとボロクソでした。

『Snow Man』目黒蓮が初めてGP帯の連続ドラマに出演、ろう者との恋愛という〝感動ポルノ〟が物珍しかっただけでした。実際、終わってからは誰も話題にしていないし、続編を望む声も全くない」(同・関係者)

そもそもブーム自体、作られたものだったという指摘もある。

「放送時、〝ツイッター世界トレンド1位〟と大々的に何度も報じていましたが、ツイッター世界トレンド1位なんて、人気のないドラマや深夜アニメ、オタク向けアプリゲームでも獲得できる。そもそも世界で放送しているわけじゃないのに、〝世界トレンド1位〟と自慢していたことがおかしい。

また、当時はSNSで、Snow Manオタクが結束してツイッタートレンドを取ろうと組織的に動いていたこと、TVerで何度も再生していたことがわかっている」(同)

今度の作品も、ジャニーズが起用されるのだろうか。

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