『リンカーン』後継番組のメンバーは吉本ゴリ押し芸人だらけ? まったく期待できない内輪ノリ臭プンプンの新番組『ジョンソン』

かまいたち 

かまいたち (C)まいじつ 

民放在京・在阪キー局の株主である吉本興業が、その影響力を新番組のキャスティングに行使したのだろうか…。

夏も終わる8月31日にTBSは、10月期改編説明会をオンラインで開催。かつて『ダウンタウン』、『雨上がり決死隊』、『さまぁ~ず』、『キャイ~ン』、山口智充がレギュラー出演したバラエティー『リンカーン』の後継番組として、『ジョンソン』を放送すると発表した。

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「リンカーン」は、いずれも当時のお笑い界における売れっ子が集結した豪華番組。今回の「ジョンソン」も『かまいたち』、『モグライダー』、『見取り図』、『ニューヨーク』と、現代の売れっ子たちがレギュラーに決定している。

しかし、このキャスティングは、お笑い界における事務所のパワーバランスがにじんだ、かなり恣意的なものだ。

「『リンカーン』は『キャイ~ン』が浅井企画、『さまぁ~ず』がホリプロでしたが、『ジョンソン』レギュラーはマセキ芸能社の『モグライダー』を除いて全員が吉本興業。『かまいたち』も『見取り図』も『ニューヨーク』も、吉本が次世代のMCクラス芸人にしようと猛プッシュしているコンビであり、かなり〝裏の意図〟が見え隠れします」(お笑い評論家)

その人選からは、民放株主である吉本の並々ならぬパワーが感じられる。出発点が不公平である以上、内容もあまり期待できない。

『千鳥』や『オードリー』が弾かれたか…

「ジョンソン」に期待が持てない点は他にもある。「リンカーン」の後継を謳う割には、大物芸人がレギュラーになっていないのだ。

「『ダウンタウン』は元より、『雨上がり』も『さまぁ~ず』も『キャイ~ン』も、『リンカーン』レギュラーは当時すでに大物扱いされるランクの芸人だった。翻って、『ジョンソン』のレギュラーたちは、売れっ子ではあるが中堅クラスにすぎません」(お笑いライター)

このキャスティングも、吉本の意向が関係していると見られ…。

「本当に『リンカーン』のような番組を作りたいのなら、『サンドウィッチマン』、『オードリー』、バカリズムあたりの〝格〟は求められる。同じ吉本にしても『千鳥』くらいは必要ですが、吉本が『かまいたち』『ニューヨーク』『見取り図』を推したいがために、このような人選になったのでしょう」(制作会社関係者)

ネット上にも、早くも《メンバーが弱すぎる》《ただの吉本のゴリ押し番組 モグライダーがやりにくすぎるだろ》《なんだこのワクワクしないメンバー》《このメンツは弱すぎ》など、早くも期待外れ感が広がっている。

「リンカーン」の放送は7年半続いたが、「ジョンソン」はそれを超えられるのだろうか。

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