『真夏のシンデレラ』は“演者のリアルな恋愛観や人間性”を反映していた! 間宮祥太朗と神尾楓珠が明かした「好きになったら好き」

森七菜 間宮祥太朗 

森七菜 間宮祥太朗 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)において、恋のライバル関係にある主人公の幼馴染・牧野匠(神尾楓珠)とエリートサラリーマン・水島健人(間宮祥太朗)。実は彼らには、演者自身の〝リアルな恋愛観や人間性〟が投影されているようだ。

匠役を演じる神尾といえば、2022年に公開された映画『恋は光』の大ヒット祈願イベントで、自身の恋愛観について語ったことがある。自分の気持ちよりも周りを優先する作中キャラクターに「それはできない」と断言。「どっちかと言ったら自分の気持ちに素直」「好きになったら好き」と自身の恋愛観を覗かせていた。

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「真夏のシンデレラ」の匠も自分の気持ちに良くも悪くも素直なタイプだ。例えば、放送当初から匠が想いを寄せていたのは、かつての担任の先生・長谷川佳奈(桜井ユキ)。既婚者である彼女に、ずっとアプローチを続けていた。

だが今やその気持ちは幼なじみの蒼井夏海(森七菜)へと向いている。9月4日放送の第9話では、ついに匠が「夏海と一緒にいたい、これからもずっと。一番大事にしたい」と告白。夏海と健人が両想いであるとわかっていながらも告白するあたり、「好きになったら好き」と語った神尾の恋愛観が反映されているのかもしれない。

キャラ作りのこだわりも脚本のせいで台無しに

対して間宮演じる健人は、大手建築会社に勤める心優しき青年。夏海のためならどこへでも駆けつける典型的な優男で、過去には〝夏海が心配だから〟という理由で仕事を放り出すこともあった。

「8月29日放送のラジオ番組『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)に森七菜がゲスト出演し、そこで〝間宮らしさ〟が感じられる裏話を明かしていました。第7話には夏海が初めて涙するシーンが登場したのですが、その演技でなかなか涙がでなかったそう。

すると間宮は『大丈夫だよ、ゆっくりで』『七菜の好きなタイミングで感情を出したらいいし、それに俺が合わせるから』と優しくフォローしてくれたといいます。それはまさしく健人さながらの神対応。彼の優しさには、間宮の人柄が色濃く反映されているのかもしれません」(同・ライター)

しかし、優しさの塊であるはずの健人は、告白もキスもしておきながら夏海を〝カノジョ〟として紹介しなかったり、ずっと先生一筋だった匠が急に夏海に乗り換えたり、キャラのイメージがブレるような描写もちょくちょく見受けられる。

せっかく演者の恋愛観や人間性を反映させたキャラを作り上げても、脚本が台無しにしてしまっては元も子もないだろう。

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