『VIVANT』最終回の放映時間がショボすぎる? わずか25分のプラス…第9話を“超拡大”にした理由はジャニーズの裏被り問題

堺雅人 

堺雅人 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

9月17日に最終回を迎える日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。予想外に短い放送時間に、伏線を回収しきることができるのか心配の声があがっている。

最終回は、21~22時19分まで25分拡大の79分SP。日曜劇場としては珍しくない拡大幅だ。

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SNSなどで《3時間超拡大スペシャルとかじゃないと終わらなくない?》《最終回も2時間スペシャルになるだろうなぁ》《最終回は5時間SPとかですか?》と期待の声があがっていただけに、少々肩透かしとなっている。

「『VIVANT』は初回から54分拡大放送。その後も拡大放送を連発。全10話ですが、実質全13話分くらいのボリュームがあります。そして第8話が終了した段階でも、まだ回収されていない伏線が山ほどあるだけに、最終回は初回と同じ54分拡大をすると思われていました」(芸能ライター)

ここ最近、日曜劇場でもっとも最終回の拡大率が大きかったのが、2021年放送の『日本沈没ー希望のひとー』。69分拡大放送で、世帯平均視聴率は自己2位の16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した。

裏被り問題で超拡大は第9話のみに…

ただそんな中、『VIVANT』は最終回の一週間前、9月10日に229分ぶち抜きSPを放送する。前半150分は堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李らキャストが登場し、生トークや未公開シーンを公開。後半79分は、第9話を放送する。

「なぜこの大々的なSP放送が記念すべき最終回に放送されないかというと、原因は〝裏被り〟にあります。現在、毎週日曜20時から、松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』が放送されていますが、松本と二宮の〝『嵐』の裏被り〟が業界内でタブーとされているんです。

しかし第9話の10日に限っては、NHKでラグビーW杯・フランス大会の1次リーグ、日本対チリが放送されるため、『どうする家康』がお休み。そのため、TBSで『VIVANT』の放送ができるのです」(同・ライター)

裏番組のラグビーW杯は難敵であるが、同時に『VIVANT』の味方でもあったようだ。

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