映画『SPY×FAMILY』に爆死臭がプンプン… オワコン化が止まらず中村倫也×賀来賢人の豪華ゲストでも厳しい状況

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SPY×FAMILY  (C)まいじつ

12月22日、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が公開される。ゲスト声優として俳優の中村倫也と賀来賢人の出演が決定したが、はたして今回の劇場版はどのくらい期待がもてるのだろうか。

『SPY×FAMILY』の原作は、『少年ジャンプ+』で連載中の同名コミックス。昨年は2クールにわたって待望のアニメ化も果たし、10月からはSeason2の放送、12月には初の劇場版が公開を控えている状態だ。

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劇場版では、完全オリジナルストーリーが展開される。アーニャたちの前に立ちはだかる悪役も、もちろん映画オリジナルのキャラクター。小心者で占いに頼りがちなドミトリを中村、ツッコミ担当で恰幅の良いルカを賀来が務めるという。

ゲスト声優は期待大! でも映画の興行収入は…

「中村と賀来は、過去にもアニメーション映画の声優に挑戦しています。中村は映画『100日間生きたワニ』で主人公の親友のネズミ役を演じ、温かみのある演技でファンを魅了していました。19年公開の実写映画『アラジン』では、主人公の吹き替えも担当しています。

対して賀来も、2019年に上映された実写映画『ライオン・キング』で主人公・シンバの吹き替えを熱演。オーディションで役を勝ち取っただけのことはあり、伸びのある歌声は大きな話題になりました。両者とも声優としてこれだけ爪痕を残しているため、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』でも原作者やファンの期待に応える素晴らしい演技を発揮してくれることでしょう」(映画ライター)

ただし今回の映画化に全く懸念点がないというわけではない。公開の準備が着実に進む中、ここへ来て「SPY×FAMILY」の人気が低迷気味なのだ。

たとえば9月1日から『マクドナルド』のハッピーセットに「SPY×FAMILY」と『ちいかわ』が初登場したが、「ちいかわ」のおまけを選ぶ人がほとんど。店舗によっては品切れの張り紙が出されたところもあるそうで、逆に売れ残ってしまった「SPY×FAMILY」に同情の声が寄せられていた。

また7月15日からは「SPY×FAMILY」の『一番くじ』が登場したものの、やはりこちらも売れ残りが続いている模様。

極めつけは円盤の売り上げだ。今年7月に発売されたアニメのDVDおよびブルーレイ1巻の初動売り上げは、約8,100枚と1万にも満たない。アニメが放送された当初は絶大な人気を誇っていたが、ここまで人気が低迷しているとなると、劇場版の興行収入はあまり見込めないのかもしれない。

初の劇場版で〝大爆死〟にならなければいいのだが…。

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