芦田愛菜　 （C）まいじつ

NHKの連続テレビ小説は数々の名作品、名女優を世に送り出してきた。2025年度前期（第112作目）の朝ドラは、久々にオーディションが開催されるようだが、今回はいったい誰がヒロインに選ばれるのだろうか。

NHKは9月22日にヒロインオーディションの開催を告知。応募資格は1988年から2006年生まれの女性が対象で、劇団・プロダクション・演劇事務所に所属していれば芸能活動の有無は問わない。

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また《行動力がありポジティブで、笑顔の素敵なヒロインを演じていただく、人間味にあふれた方を募集いたします》とも記載されていた。

「昨今の朝ドラでは、ヒロインをオファー（キャスティング）形式で決めることがほとんどでした。東京制作の朝ドラとしては2018年放送の『半分、青い。』に出演した永野芽郁以来の試みで、実に7年ぶりのこと」（芸能ライター）

結局は有名女優で落ち着く？

朝ドラといえば、以前は若手女優の登竜門だった。しかしここ最近は、すでに名前の売れている女優がヒロインを務めることが多かった。

「10月から放送が始まる『ブギウギ』のヒロイン・趣里は、今や世間にその名前が知れ渡っているでしょう。NHKはオーディションとしているが、恐らく制作サイドとしては実績のない無名女優よりも、ある程度知名度の高い女優を起用する方が視聴率的にも演技的にも都合が良いのでしょう」（同・ライター）

2025年度前期の朝ドラヒロインに関しても、本命が芦田愛菜、対抗で平手友梨奈というウワサが広まっている。

「たしかに芦田は人気と実力を兼ね備えているため、もし本当に起用されれば話題性はバツグン。ただ彼女の多忙なスケジュールを考慮すると、長期間の撮影を強いられる朝ドラのオーディションをわざわざ受けるとも思えない」（同）

果たして選ばれるのは無名の新人か、有名女優か。オーディションの結果が待ち遠しい。