JO1のアルバムがSexy Zoneのシングルに勝利! ジャニーズ事務所崩壊で男性アイドルの勢力図が変わる?

ジャニーズ事務所 

(C)yu_photo / Shutterstock 

男性アイドル戦争を制するのはどこになるのか…。

「Sexy Zone」の新曲『本音と建前』が、9月18~24日を対象に集計したオリコンシングルチャートで、22.6万枚を売り上げて初登場首位を獲得したことがわかった。


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同アルバムチャートでは、「JO1」の『EQUINOX』が、22.5万枚でこちらも初登場首位を獲得している。

しかし一方で、Billboard JAPANの集計では「Sexy Zone」が23.4万枚、「JO1」が27.4万枚を売り上げたと発表された。

「アルバムはシングルに比べて高価なので、今回のケースは同水準か、それ以上を売り上げた『JO1』が完勝したと言っていい」(芸能ライター)

だがこの裏には、ファンに大きな負担が強いられていたようだ。

『JO1』のアルバムが売れたのは特典商法のおかげ?

「『JO1』のアルバムが大きく売り上げを伸ばしたのは、『乃木坂46』などの坂道グループやK-POP系グループに多い〝ミーグリ商法〟のおかげでしょう。これはMeet&Greetの略で、オンライン会話や限定イベント招待などに参加できる特典のこと。

『JO1』のアルバムにはMeet&Greetの応募シリアルコードが付属し、ライブ終演後に行われる特別イベント目当てに、1公演20名という狭き門を懸けてファンが必死にCDを購入したのです」(同・ライター)

さらに「JO1」のアルバムには、11種のうちランダムで1枚封入のクリアファイル、トレカ、ジャケットといった、メンバーの多さを活かした特典を用意している。

「Sexy Zone」も3種購入限定でショート動画配信を行っているが、メンバーは4人。「JO1」の3分の1程度なので、太刀打ちできなかったようだ。

「『JO1』は日韓共同のプロジェクトで、日本の事務所は吉本興業。闇営業騒動で明らかになったように、吉本は在阪・在京民放キー局の株主ですから、絶大な利権・影響力を背景に勢力を拡大させています。

関西ローカルの番組に、吉本芸人や『JO1』メンバーが出演しているのもこのためです。ジャニーズは崩壊しかけており、事務所名の変更を余儀なくされていますから、『今だ!』とばかりにジャニーズを奇襲する流れが続くでしょう」(前出・ライター)

「JO1」も『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演したことがない。今後、男性アイドルの勢力図が変わることはあるのだろうか。

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