東山紀之「ジャニーズ新会社」に課題山積み チケット販売、楽曲、流通、ファンクラブの権利問題はどうなる?

東山紀之 

東山紀之  (C)まいじつ 

10月2日におこなわれたジャニーズ事務所の会見に「意味なし」の声が続出。出席した東山紀之、井ノ原快彦を追及しないテレビ、新聞の姿勢には呆れ声さえ聞こえた。

会見では10月17日付けで『SMILE-UP.』に社名変更を発表。性被害者への補償をおこなう会社になるという。「法を超えた救済」をするため、前社長の藤島ジュリー景子氏が100%株主のままだ。


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「会見には、ジュリー氏が欠席。東山からは『メリー氏に関する話をする際に過呼吸症状が起きてしまう可能性がある』という旨が説明された。でも、そこをテレビ、新聞は突っ込まない。結局、東山と井ノ原の逃げ切り会見で終了」(芸能記者)

東山、井ノ原への質問は、前回(9月7日)と同様に、進行役の人物が取材者を指名。これが大混乱を招いた。

「有名な女性新聞記者が、マイク無しで勝手に質問し、場内は騒然。かと思えば、今後もJr.を育成する予定の井ノ原に、男性記者が『性加害を容認している』と発言。これには取材陣も驚き、追従しませんでした」(前出・記者)

新会社の金銭問題、権利問題は…

そんななか救いだったのが、雑誌『実話ナックルズ』の記者だ。今後辞めた者に対して「圧力とか、干すとか絶対しないとお約束を!」と直球質問した。

今回、井ノ原は「もちろん」と肯定し、「ナックルズさんにぜひ今後そこらへんを厳しく見ていただきたい」と回答。ネットでも同誌に称賛の声があがった。

「東山は月内をメドに新エージェント会社(マネジメント会社)を設立することを発表。社長は東山、副社長は井ノ原。社名はファンクラブで公募。新会社にはジュリー氏の資本が入らないことを明言しています」(同)

東山は『SMILE-UP.』と新会社の社長にも就くという。こんな怪しい話もないだろう。

「ジャニーズ最大の利権はファンクラブです。延べ会員1000万人以上、売り上げが年500億円といわれている。チケットもファンクラブを通して販売。いくら新会社を作っても、勝手に運営元は変えられない。楽曲、流通の権利問題もある。そして、200人近くいる従業員の給料をだれが払うのかも不思議」(同)

新会社設立を目の前にして、まだまだ問題は山積みだ。

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