朝ドラ主人公が3作連続で病弱設定…『ブギウギ』でもお決まりのセリフ「熱を出して寝込んでいた」が登場

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

10月3日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』第2話のセリフをめぐって、〝イヤなフラグ〟がたったと視聴者をザワつかせている。

主人公の花田鈴子(澤井梨丘・趣里)のモデルは、歌謡曲『東京ブギウギ』を大ヒットさせた昭和時代の歌手・笠置シヅ子。やがて戦後のスターになる史実をベースにしたストーリーだ。

第2話では、実家が営む銭湯「はな湯」で、常連客・アホのおっちゃん(岡部たかし)をなぜいつもタダで入浴させてあげているのか、鈴子が母・ツヤ(水川あさみ)に質問する。

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ツヤは「義理と人情」という言葉を使い、5年前の開店当日を回顧する。その日、鈴子は発熱で寝込み、夫の梅吉(柳葉敏郎)も地に足がついていないなか、初めて来店したのがおっちゃんだったという。

おっちゃんはお金を持っていなかったが、〝口開きのお客さん〟として、胸中不安でいっぱいだったツヤに安心とやりがいをくれたそう。「おっちゃんは恩人や。義理があんねん」と明かすのだった。

『舞いあがれ!』『らんまん』に続いて…

「視聴者のあいだで話題のセリフは、開店当日に鈴子が発熱で寝込んでいた際に放たれた『アンタ(鈴子)は熱出して寝込んでたし。アンタ小さい頃よう熱出しとったから』というもの。

実は、幼い頃に熱を出しやすい設定があるのは、『ちむどんどん』『舞いあがれ!』『らんまん』に続いて4作連続。『ちむどんどん』ではヒロインの妹ですが、続く2作は主人公がその設定となっていました」(芸能ライター)

『舞いあがれ!』では、療養のために訪れた長崎県・五島列島でパイロットになるという目標を見つけていた。

「いくら〝子供あるある〟とはいえ、わざわざセリフで明言するということは、今後なにかひと展開あるかもしれませんね。

『ちむどんどん』のように、熱が出やすい体質が大人になっても続き、大学病院で診てもらっても原因は不明、歌手を辞めざるを得なかった…という悲しい末路をたどらないといいのですが」(同・ライター)

それにしても、病弱設定被りを制作者は何も思わないのだろうか。

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