八村塁、レイカーズと再契約でパリ五輪不参加ほぼ確定? 日本バスケ界と事実上の縁切りへ

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米国のプロバスケリーグ・NBAで活躍する八村塁が「日本バスケ界と切れた」という話がまことしやかにささやかれている。

八村は10月3日、2023~24年シーズン開幕に向けた、キャンプ前の記者会見に出席。まず日本バスケ代表のパリ五輪の出場については、「僕もすごいうれしい」とコメントしている。

「これはさきに終了したバスケW杯で、日本がアジアトップ19位(9月2日、順位決定戦)で五輪出場決定。その際にも八村は喜びを見せていました。ですが八村は、日本代表への祝福を繰り返すばかり。その先はいえないのでしょうか」(スポーツ紙記者)

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W杯に出た馬場雄大は、八村から直接、祝福の電話をもらったと明かしている。

「馬場は昨季まで、NBAの下部組織Gリーグに所属。率直に『頑張ってきたものの、NBA選手になれなかった事実を受け止めて、ちょっとガラッとプレースタイルを変えたいなと思っている』とコメント。日本代表選手として五輪キップをつかんだとはいえ、NBAとのレベルの差を明かしています」(前出・スポーツ紙記者)

レイカーズとの再契約が意味するもの

知ってのとおり、八村は8月~9月におこなわれたバスケW杯を出場辞退。「契約やコンディションを勘案した」としている。

「NBA選手としてキャリアを固めるのを優先したということです。裏を返せば、自分の方向を変えてまでW杯に出たくないという姿勢。日本代表としてW杯に出た渡邊雄太も『塁の気持ちはわかる』と理解のコメントを発したほど」(同)

八村は2019年、NBAのドラフト1巡目(全体9位)指名を受けウィザーズに入団。トレードで最多タイの優勝17度を誇る名門レイカーズに入り、日本人初の西カンファレンス決勝まで進出した。今季はレイカーズと再契約に合意。米報道によると、3年総額5100万ドル(約73億4400万円)だという。

「日本とはケタが違い過ぎ。やはりマイナーなW杯に出てまで体を疲弊させたくないのが本音でしょう」(スポーツライター)

注目されるのは、来年のパリ五輪だ。10月3日の会見では、記者に聞かれても大きく言及していない。

「日本代表監督(ヘッドコーチ)のトーマス・ウェイン・ホーバス氏は、NBA重視の姿勢に不要論を打ち出し、『彼がくるなら、ウチのバスケをやらせます』と発言している。これに八村はカチンときたといいます。八村は出ない方向です」(前出・スポーツライター)

事実上の「縁切り」決定か。

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