松本まりか　 （C）まいじつ　

『TOKIO』松岡昌宏主演のドラマ『家政夫のミタゾノ』（テレビ朝日系）が、第6シリーズにして火曜21時のゴールデン帯へと昇格した。10月10日に放送された第1話は、松本まりかのファインプレーによって好評を博している。

【関連】『家政夫のミタゾノ』松岡昌宏とリアル同級生のお笑い芸人が出演！ 作中でも同じ設定で「元気そうだね」「おう！」 ほか

「家政夫のミタゾノ」は、2016年10月期に金曜ナイトドラマで放送された1話完結のヒューマンドラマ。女装した大柄な家政夫・三田園薫（松岡）が派遣先の仕事をこなしながら、家庭の内情を覗き見し、そこに蔓延る〝根深い汚れ〟をすっきりと落としていく。

「ゴールデン昇格後、初の放送では冒頭で三田園が、宮城県の美田園駅で下車。同じ〝ミタゾノ〟であることからオープニングを撮影したと経緯を話し、『このシーンの撮影が終わりましたら、またとっとと東京に移動いたします』『このカツカツのスケジュールにスタッフ、キャスト一同それはもう、それはもう大ブーイングの嵐』と変わらずのミタゾノ節を発揮していました」（ドラマライター）

変わらぬ空気感とユーモア溢れる作風はゴールデンでも健在。さらに視聴者からは、初回放送のゲストだった松本の演技が好評だ。

松本まりかの圧巻演技に拍手喝采！

松本は、夫からのモラハラに悩まされる主婦・前田翠を熱演。翠は自由を追い求めて三田園たちに引っ越しを依頼し、夜逃げならぬ〝朝逃げ〟をして、とある田舎町へと旅立った。

その先で翠は、新たな婚約者から古民家カフェを任され、悠々自適な田舎ライフを送ろうと奮闘。しかし彼女を待っていたのは、高額な自治会費を請求されたり、婚約者に騙されたりと踏んだり蹴ったりの日常だった。しまいには放送禁止用語を叫びながら怒りをぶちまけ、失神してしまう。

振り切った演技とコミカルなシーンの数々に、視聴者はご満悦。《松本まりかがレギュラーだったらよかったのに！》という声が上がるほどだ。

「第1話から幸先のいいスタートを切ったものの、今シーズンから新人家政婦として加入した桜田ひよりの存在感の薄さが懸念点。終始、三田園と行動を共にしていたものの、1話で活躍は見られなかった」（同・ライター）

桜田のポジションは歴代、剛力彩芽や川栄李奈などが務めてきた。変わりやすい傾向にあるため、視聴者もなにかと懸念が大きいようだ。

果たして桜田は大ヒットドラマ『silent』（フジテレビ系）以上の存在感を残せるのだろうか。