秋ドラマ壊滅状態…TBS日曜劇場、フジ月9も空振りの大不振! 唯一の希望は多部未華子『いちばんすきな花』だけ? 

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

記録的な豊作だった夏ドラマから一変、秋ドラマは全体的に不調でドラマファンを落胆させている。

夏ドラマは数年に一本レベルの超大作『VIVANT』(TBS系)が爆発的ヒットしたのに加えて、池井戸潤原作の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)や、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)もヒットした。

さらに、賛否両論あるものの『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)がSNSで盛り上がり、『ウソ婚』(フジテレビ系)、『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)が若者に刺さっていた。

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しかし秋ドラマはというと…。

「今のところヒットだと言えそうなのが『いちばんすきな花』(フジテレビ系)くらい。視聴率は全体的に低めなのは、時代的にしょうがないとして、TVerやSNSで盛り上がっている作品も『いちばんすきな花』しかないと言っていいほどの惨状なのです」(芸能ライター)

盛り上がるべき3作品が大不調で…

『いちばんすきな花』は3話終了時点で、TVerのお気に入り登録者数は約110万。しかし、ほかのドラマは100万はおろか、80万にすら届きそうにないのがほとんどだ。

「不調なのは、ヒットを期待されていた作品がヒットしていないのが原因でしょう。月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)はキャストの強さ的に、一番の話題作になると期待されましたが大不評。流行りの考察要素も入れているのに、ビックリするくらいSNSが盛り上がっていない。

日曜劇場の『下剋上球児』(TBS系)も、WBCによる野球ブームの影響でもっと盛り上がると思ったら、思いのほか地味。テレ朝の高視聴率枠である木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』も、胸クソ展開が多く、見ていて気分が悪くなるとして避けられている。そして日テレのドラマは相変わらず空気です」(同・ライター)

『いちばんすきな花』がなければ、おそらく今期の最大ヒット作は深夜ドラマの『きのう何食べた?season2』(テレビ朝日系)になったことだろう。

もう少しオリジナルドラマに頑張ってもらいたいものだ。

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