草彅剛の無駄遣い? 『世にも奇妙な物語』過去最低レベルのストーリーに酷評「素人でももうちょっとマシ」

草なぎ剛

草彅剛(C)まいじつ 

11月11日に放送された『世にも奇妙な物語’23秋の特別編』(フジテレビ系)の作品が、絶句してしまうほどつまらなかったと話題になっている。その作品とは、最初に放送された草彅剛主演の「永遠のふたり」だ。

教授を殺害した犯人として疑いをかけられている助教授の坂本一(草彅)と教授の秘書の安藤リカ(大西礼芳)が、警察特殊部隊に包囲されて、立てこもっている。

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坂本は必死に無実を訴えるが誰も聞かない。二宮警部(江口洋介)が事件現場に到着し、タイミングを見計らって特殊部隊に突入の指示を出す。それに気づいた坂本は、とあるボタンの前に立つ。

すると坂本とリカ以外の時間がストップする。止まった時間の中で2人は生活したが、ほどなくしてリカが病気で死んでしまい、坂本も老衰して寿命を迎える。

「再び動き出した世界で、二宮警部が見たものは、白骨化した2人の遺体でした。その後、坂本が開発したマシンが暴走して、世界が危機に扮する。そこで二宮警部がボタンを押して、二宮警部以外の時間がストップしたところでストーリーは終わりました。

特にオチというオチがなく、設定も時間がストップするボタンという超ありきたりなもの。視聴者の多くは、2回目に時間がストップした世界で何が起こるかと期待していたようでしたが、あまりにも唐突な終わり方に困惑していました」(芸能ライター)

「脚本があまりにもお粗末」

ネット上では《何の意外性もない終わり方》《えー、これで終わり? 不完全燃焼》《なんのひねりもないままオワタ》《あまりにもお粗末。草彅剛の無駄遣い。素人でももうちょっとマシなやつ思いつくと思う》と散々だ。

「脚本を務めたのは、ベテランテレビ演出家の星護氏。歴代で2番目に多く『世にも』の作品を手掛けてきていて、今作で5年ぶりに登板。基本的には演出だけですが、今回は脚本も手がけました」(同・ライター)

毎年のように劣化が指摘されている『世にも』。ネタ切れがウワサされているが、実はそうではない。

「実は『世にも』を制作する際、多くの脚本家に声をかけたり、プロデューサーたちが良い原作はないかと探し回ったりして、100を超える企画の中から作品が厳選されているそうなのです。ただ、今回の星護氏の脚本に関しては、ベテランなのでコンペが行われなかった可能性が高い」(同)

せっかくの草彅と江口の共演が台無しだ。

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