日向坂46『紅白』落選の理由は? グループに漂い続ける停滞感…ファンも納得「現状を見ればしょうがない」

日向坂46 

日向坂46  (C)まいじつ 

今年の大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月13日に発表された。

坂道グループからは『乃木坂46』『櫻坂46』が出演の切符を手に入れたが、『日向坂46』は落選。だがこれはある意味、なるべくしてなった結果なのかもしれない。

出場歌手は、紅組・白組ともに22組ずつ。紅組には『新しい学校のリーダーズ』やAdo、anoなどが初出場を果たす。

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昨年に引き続いて出演するアーティストも多く、乃木坂46もその1組。ただ昨年の紅白に出演した日向坂46は落選という形に。逆に、前回落選した櫻坂46が返り咲いた。

「ここ最近の日向坂46はネガティブなニュースが多い。11月8日に2ndアルバム『脈打つ感情』をリリースしたのだが、初週売り上げ14.8万枚(オリコン調べ、以下同)という結果に。

前身グループ『けやき坂46』時代のデビューアルバム『走り出す瞬間』は初週売り上げ15.4万枚、2020年リリースの1stアルバム『ひなたざか』は、初週売り上げ20.9万枚でした。

しかも『脈打つ感情』はオンラインミート&グリート(個別トーク会)を復活させたのに、売り上げを大きく落としているのです」(アイドルライター)

ファンも納得の落選「今年の評価としては腑に落ちる」

日向坂46ファンも、今年の落選は妥当だと考える人も多く、《残念だけど今年の評価としては腑に落ちる》《現状を見ればしょうがない。これをきっかけにいい方向へ変化していってほしい》などと言われている。

ファンの言う通り、2023年の日向坂46は活躍がやや目立たなかった。

「昨年12月の『ひなくり』から、今年4月の『ひな誕祭』までのおよそ4カ月間、グループ活動が停滞。今年10月にはメンバーの佐々木美玲がブログで《宮城公演ね、少し席が空いてしまっていたの》と打ち明けて物議を醸しました。古参ファンからは楽曲のクオリティーに苦言が相次いでおり、『脈打つ感情』リリースで一気にファンが離れた印象です」(同・ライター)

この兆候は、昨年の紅白でも垣間見えていた。

「昨年の紅白で日向坂46が披露した楽曲は、2019年7月に発売されたシングル『ドレミソラシド』のカップリング曲『キツネ』だったのです。当時のきつねダンスブームに乗っかった形であり、メンバーも不本意だったのかもしれません。エースの小坂菜緒は《『キツネ』を披露させていただけるとは思いませんでした。聞いたときはびっくりした》とコメントしていました」(同・ライター)

乃木坂46や櫻坂46と違い、日向坂46は主力メンバーが卒業していないにもかかわらず、ピンチを迎えている。とはいえ櫻坂46が紅白に返り咲いている以上、日向坂46にも返り咲くチャンスがあるはずだ。

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