ティモシー・シャラメの“ハマス”ネタが日本で炎上! アダム・ドライバーもシリアをネタにして炎上した過去

(C)Luis Molinero/ Shutterstock 

米バラエティー番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』のコントがきっかけで、俳優ティモシー・シャラメの株が日本国内で急落している。

番組でシャラメは、コメディトリオPlease Don’t Destroyとともにコントを披露。ビルから飛び降りようとする青年役をシャラメ、それを止めようとする通行人役をPlease Don’t Destroyの3人が演じた。

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シャラメ演じる青年は、音楽を作りながらも、それを誰かに聴かせたことが一度もない。通行人たちが「音楽を聴かせて」と頼むものの、その出来は微妙なものだった。

それでも褒める通行人たちにすっかり気を良くした青年は、自分の音楽を何曲も聴かせたうえ、インスタグラムでシェアするよう呼びかける。通行人たちがバンド名を尋ねると、彼は「HAMAS(ハマス)」と返すのだった。

「パレスチナ自治区ガザ地区でのハマスとイスラエス軍の戦闘は激化する一方。今回の軍事衝突はネット上での情報戦も過熱しており、情報が錯綜している。一方で国連の安全保障理事会で、休戦を求める決議が賛成多数で採択された。アメリカ国内で反イスラエルがご法度なのは知られている所でしょう」(社会部記者)

『SNL』のブラックジョーク初めてではない

炎上の渦中にあるシャラメは、ユダヤ系アメリカ人の母を持つ。しかし、同じくユダヤ系の俳優であるアンドリュー・ガーフィールドやホアキン・フェニックスらは、イスラエルとハマスに停戦を呼びかけるよう求めた書簡にサインするなど、軍事衝突に批判な立場だ。

「シャラメが出演した『SNL』はたびたびブラックジョークで物議をかもしてきた。過去にはアラジンの仮装に身を包み、魔法の絨毯に乗ったアダム・ドライバーが、上から落ちてきた爆弾に『今の爆弾シリアに落ちたかな?』とジョークをかまして、炎上したこともある」(同・ライター)

シャラメは12月8日公開予定の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で、若き日のウィリー・ウォンカ役として主演に抜擢され、近々初来日する予定だ。

イスラエルとパレスチナを巡っては、さまざまな意見や見方が存在するが、遠い国のことだと思わずに向き合う姿勢が大切だろう。

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