大手VTuberグループで新人デビューラッシュ!『にじさんじ』と『ぶいすぽっ!』による“同接対決”の行…

大手VTuberグループで新人デビューラッシュ!『にじさんじ』と『ぶいすぽっ!』による“同接対決”の行方は…

大手VTuberグループで新人デビューラッシュ!『にじさんじ』と『ぶいすぽっ!』による“同接対決”の行方は… (C)PIXTA

未曽有のVTuberブームが続くなか、大手事務所から次世代を担う新人たちが続々とデビューを果たしている。11月24日には偶然にも複数の新人VTuberがデビュー配信を行い、さながら“同接対決”のような様相を呈した。

『にじさんじ』と『ぶいすぽっ!』の対決

24日に『にじさんじ』は立伝都々、栞葉るり、ミラン・ケストレルという3人のVTuberがデビュー配信を決行。19時から30分ずつ配信枠を取っていくリレー形式で、自身のプロフィールを紹介していった。

今年「にじさんじ」から新人ライバーがデビューするのは、4月に続いておよそ半年ぶりのこと。事前に豪華なアニメによるティザーPVが用意されていたこともあり、ファンの期待も高まっていたようだ。

YouTubeの最高同時接続者数(同接)は、立伝都々が約4万4,800人、栞葉るりが約5万5,300人、ミラン・ケストレルが約5万1,900人だった。

また同日には、eスポーツに特化したVTuberグループ『ぶいすぽっ!』の新人もデビュー配信を行った。その名前は夜乃くろむで、小森めとや夢野あかりといった途中加入のパターンを除けば、約1年3カ月ぶりの新人となる。

オーディションに「条件付き合格」し、その後、正式メンバーとしてのデビューが認められたという異例の経歴も注目を集めることに。初配信の同接は約3万7,100人だった。

さらにこの日動きがあったのは大手グループだけでなく、『すぺしゃりて』という新たなVTuber事務所も1期生のデビューを告知。VTuber界隈を大いに賑わわせていた。

大手事務所はマンネリ化を防げるか

まさしく雨後の筍のごとく現れる新人VTuber。「にじさんじ」と双璧をなす『ホロライブ』でも、今年9月に新人がデビューしていた。

デビューを果たしたのは、火威青、音乃瀬奏、一条莉々華、儒烏風亭らでん、轟はじめの5人。『ホロライブプロダクション』傘下に位置する『hololiveDEV_IS』(ホロライブデバイス)という新グループで、1期生にあたる『ReGLOSS』というユニットに位置付けられている。

「『ReGLOSS』の初配信は大きな注目を集め、最大同時接続者数は10万を突破しました。新人のブースト力に関しては、『ホロライブ』は他の事務所の追随を許さない勢いがあると言えるでしょう。

その背景としては、“男性ファン向け”に特化した事務所の方針など、さまざまな理由が挙げられますが、とくに公式が新人を伸ばすための工夫に力を入れている印象。『ReGLOSS』に関しても、先輩ライバーたちがデビュー配信の“同時視聴”を行ない、『ホロライブ』ファンに受け入れられやすい空気を作っていました。

さらに『ホロスターズEnglish -ARMIS-』のデビュー配信に関して、他企業や一般人が映像をミラーリングして同時視聴できるガイドラインを作成するなど、新たな試みにも余念がありません」(VTuberライター)

世はまさにVTuber戦国時代。次の時代のスターを生み出すのは、どのグループなのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部

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Khosro / PIXTA