大谷翔平が叩かれる未来…39歳までの超大型契約でアメリカファンからの批判は確実?

大谷翔平 

大谷翔平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

10年総額1015億円と、メジャーどころか北米スポーツ史上最高額の契約を勝ち取った大谷翔平。しかし、国内ファンの間から早くも懸念の声が相次いでいる。

大谷は日本時間12月10日朝、ロサンゼルス・エンゼルスから、ロサンゼルス・ドジャースへと移籍したことが発表された。

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契約は10年総額7億ドル、日本円でおよそ1015億円と、メジャー史上最高を飛び越えて北米スポーツ史上最高額。日給に換算すると約2781万円、時給は約116万円、分給は約1万9300円、秒給は約322円と、生きているだけで『逃走中』(フジテレビ系)並のお金が入ってくる計算だ。

野球発祥の地であるメジャーの史上最高額を日本人が勝ち得たとあり、日本メディアとファンは大騒ぎ。来季以降の活躍に早くも期待が集まっているが、同時に懸念も相次いでいる。

「巨額契約の理由は、打者としてHR王を獲るパワーに加え、ピッチングもできることですが、大谷は右肘手術の影響で、来季は打者に専念することが決まっている。

マウンドに立つのは2025年からになりますが、これも術後のリハビリ次第でさらに伸びたり、そもそも、これまでのような投球ができない可能性があります。ドジャースもこれを見込んだ上でこの額を出しているでしょうが、史上最高レベルはさすがに博打要素が強い」(スポーツ紙記者)

術後の影響もさることながら、年齢も大きな不安要素だ。

日本の宝・大谷翔平の10年後はどうなる!?

「現地の報道によると、この契約は途中で見直したり、破棄できる権利がないと言われています。つまり契約終了時の大谷は39歳。普通なら引退する年齢になっています。

30代半ばからは衰えが始まり、成績も下降してくるでしょう。しかしこの契約だと、30代後半になっても主力級の成績を残すという、そもそもからして難しい要求が求められる」(野球ライター)

ましてや二刀流で体の負担が大きく、普通の選手より衰えが早いことが予想される。数年後には打力を見込んで打者専念、二刀流を断念することも考えられるだろう。

「おそらく、10年の内まともに働けるのは4~5年ほどだと予想されます。そうなれば、残りの5~6年は金額に見合わない給料泥棒だと、現地で猛烈なバッシングを浴びるかもしれません」(同・ライター)

野球ファンのみならず、スポーツファンの間では、大型契約ながら成績に見合わない選手は叩かれるのが常だ。契約が契約なだけあり、ただでさえ好成績が要求される大谷だが、怪我や加齢を考えると超異例の契約だと言える。

不可能と思われた二刀流をプロどころかメジャーでも成功させるなど、大谷は常に常識を打ち破ってきた。大型契約は期待の表れともいえるが、大谷らしい活躍に期待したい。

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