椎名林檎『紅白歌合戦』で隠しメッセージ? 歌詞変更疑惑にファン感動「弔辞だったんだ」

 

(C)ShotPrime Studio / Shutterstock 

歌手の椎名林檎が、昨年12月31日に放送された『第74回NHK紅白歌合戦』に出演。歌詞を変更し、急逝したミュージシャンを追悼したのではないかとウワサされている。

椎名は今回「(サ)~さすがに諸行無常篇~」(※サは〇囲み)と題し、『歌舞伎町の女王』と『丸の内サディスティック』をメドレーで披露した。


【関連】椎名林檎のアルバム『百薬の長』が爆死! ヘルプマーク騒動が尾を引いた可能性 ほか

その中で、「丸の内サディスティック」が通常の歌詞と違い、《カッコいい死に方なら 周知のとおり 早死にすれば ロック教の殉教者決定》と歌っていた。

これについて、視聴者からは《もしかして櫻井さんのこと、唄ってくれたのかな?》《チバユウスケさんへの弔辞だったんだ》《もしかしてあっちゃんのこと歌ってた? 歌い終わったとき、涙ぐんでいたし》など、2023年に逝去した『BUCK-TICK』櫻井敦司さんや、『The Birthday』『THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』のチバユウスケさんに向けたものではないかとウワサされている。

歌詞を変更したということではないが…

「結論から言うと、歌詞を変更したというのは違う。確かに通常の『丸の内サディスティック』には、紅白で歌った歌詞はないですが、この曲はいくつかのバージョンがあって、今回はおそらく『EXPO Ver.』を歌った。このバージョンには英語の歌詞があり、紅白ではそれを和訳した歌詞がテロップで映し出されていたため、見慣れない歌詞があったと驚く人が多かったのでしょう」(芸能ライター)

ただ、追悼の意を表したというのは本当だとも…。

「2019年、椎名は櫻井さんをイメージした楽曲『駆け落ち者』を制作して、コラボをオファー。櫻井さんは『なぜ僕なのか?』と驚いたそうですが快諾。2人は同年に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でツインボーカルのパフォーマンスを披露しました。さらに翌2020年に発売された『BUCK-TICK』の3枚目のトリビュートアルバムに、椎名が参加しています。以後、交流があったかは不明ですが、櫻井さんの献花式には椎名からも花が届いていたことが確認されています」(同・ライター)

椎名なりの、粋なメッセージだったのだろうか。

【あわせて読みたい】