フジテレビのジャニーズ切り始まる! 長寿番組をあっさり排除 嵐、TOKIO、キンキら功労者も容赦ナシ

 

(C)cowardlion / Shutterstock 

生田斗真の実弟・生田竜聖アナウンサーを入社させるほどジャニーズ事務所と蜜月だったフジテレビが、ついにその梯子を外し始めたようだ。

フジをめぐっては先日、毎週土曜午前に放送されているTOKIOの冠番組『トキタビ』と、KinKi Kidsの冠番組『KinKi Kidsのブンブブーン!』が、3月末をもって終了すると判明した。


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空いた枠には、『嵐』相葉雅紀がMCを務める『木7◎×部』が移動予定。しかし、木曜19時というゴールデンタイムからの移動となり、放送は関東ローカルへ縮小される。

「ブンブブーン!」は来年夏で10周年を迎え、先日に放送400回記念が放送されたばかり。「トキタビ」「木7◎×部」はこの秋に始まったばかりで、急な編成判断だったことがうかがえる。

「トキタビ」「ブンブブーン!」の前に放送されている、Hey! Say! JUMPの『いただきハイジャンプ』は終了の発表がなく、こちらは放送継続される見込みだ。

「『トキタビ』は1999年開始の『メントレ』から、『メントレG』『5LDK』『TOKIOカケル』と名前を変えて続いてきたTOKIOの冠番組。『ブンブブーン!』も、96年の『LOVELOVEあいしてる』から、『堂本兄弟』『新堂本兄弟』と続くキンキの番組です」(旧ジャニーズライター)

無責任スポンサーの事なかれ対応で終了…

共にほぼ四半世紀という長い歴史を誇るが、終了理由に考えられるのは、やはり事務所の性加害問題だ。

「テレビはスポンサーの広告費で賄われているため、スポンサーが難色を示したら、どんな企画や番組も成立しない。例えば、花王がメインスポンサーの『A-Studio+』(TBS系)では、出演者が他社製品にハマっているというエピソードは絶対にカットされるでしょう。ジャニーズに関しても、各企業が手のひら返しで起用を見送っている今、出演番組にもCMは打ちづらい」(広告アナリスト)

かつて栄華を極めたジャニーズ帝国もこうして徐々に追い詰められていくのだろうか。一方で、代わりに勃興しそうなのは…。

「韓国アイドルでしょう。フジはこの秋にKis-My-Ft2の『キスマイ超BUSAIKU!?』を終了させ、世界中で人気のK-POPアイドルと韓国のエンタメ・カルチャーを紹介する『K-POP HOUSE』をスタートさせています」(芸能ライター)

いったいジャニーズはどうなっていくのだろうか。

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