さらば森田“地上波レギュラー”を蹴った過去を告白! 嫌な予感が見事的中「沈みそうな気がしてた」

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『オレたちひょうきん族』『夢で逢えたら』『笑う犬シリーズ』『はねるのトびら』『ピカルの定理』など、フジテレビはこれまでに時代を代表するコント番組を数多く生んできた。現在も『新しいカギ』が放送されているが、10年ほど前は〝暗黒時代〟だったようだ。

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1月17日、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に『さらば青春の光』がゲスト出演した。2人は松竹芸能から独立した経歴を持つが、これが影響して、番組レギュラーが立ち消えになっていたと告白。2013年、フジのコント番組『バチバチエレキテる』のメインキャストに内定していたが、退所によって消滅したそうだ。

せっかくの大役を失ったことに、MCの『オードリー』若林正恭は「めっちゃしんどい出来事だよね。フジの真ん中かも分かんなかったんだから」と、レギュラーを逃したことに同情する。

しかし、「さらば」の森田哲矢は「でもね、何かねぇ…沈みそうな気がしてた」と、意外にも惜しくなかったことをカミングアウトした。

森田はさらに、「お笑いブームもちょっと終焉に近づいている時やったから、『何となく』っていう感じはあったんですよね」と続ける。

「松竹を辞めないでくれ。そうすれば出られる」

理由については、当時「面白い」と感じていた『ウエストランド』『三四郎』がメンバーに入っていなかったこともあるが、「ちょっと上手くいってなかったよね? フジテレビの、あの…」と、当時のコント番組が相次いで失敗に終わったことを振り返る。

結局森田は、番組プロデューサーが直接「松竹を辞めないでくれ。そうすれば出られるから」と直談判してきたにも関わらず、「辞めます」と言い切り、番組出演を蹴ったようだ。

業界にはお笑いブームが8年周期で起こるとの定説があるそうだが、森田は「『ふくらむスクラム!!』とかからちょっと崩れちゃった」と、半年で終わった番組を名指し。当時のコント番組の停滞ぶりに触れた。

「『ふくらむスクラム!!』は、当時『AKB48』のトップだった前田敦子、ブレーク前の『かまいたち』らが出演するも、わずか半年で終了。『バチバチエレキテる』は〝明日のナイナイを目指す〟と謳った『よゐこ』濱口優MCの若手発掘番組でしたが、こちらも半年で終わっています。

『スクラム』の直前には、『平成ノブシコブシ』も出演していたコント番組『コンバット』も終わっていますし、17年には『霜降り明星』、『四千頭身』、ゆりやんレトリィバァなど、ブレーク直前の第7世代を集めた『AI-TV』が早期終了しています。『ピカル』を除き、『はねトび』から『新しいカギ』まで、フジは苦戦していましたね」(芸能ライター)

ブレーク前の芸人を発掘するのが上手いだけに、悔やまれるところだ。

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