GACKT、仮想通貨の詐欺加担疑惑について告白「売り抜いたって言われるんだよ」広告塔問題の真相とは

歌手で実業家のGACKT氏が2月10日、YouTubeチャンネル『DROPOUT ドロップアウトした冒険者たち』のインタビュー動画で、2018年に起きた“ガクトコイン”騒動の真相について語った。

GACKT氏は、2017年に誕生した仮想通貨『SPINDLE』のプロジェクトに参画し広告塔を務めたとされ、著名人や投資家などから資金を集めていた。しかし、この仮想通貨が2018年に上場したところ大暴落。上場前に自身の持つ仮想通貨を売り抜けた疑惑もあり、一部で“詐欺では?”と話題になっていた。

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この騒動についてGACKT氏は、広告塔といわれている事について否定。当時はアドバイザリーのような形で世界中の人達を繋げるコネクターの役割で事業に関わっていたとし、広告塔といわれていた事について、「ボクが有名だからだと思うんだけど。ボク別に広告塔で入ったわけじゃない」と、知名度先行により“ガクトコイン”と呼ばれるようになったと冷静に分析した。

さらに、売り抜け疑惑があったGACKT氏は「“売り抜いた”って言われるんだよ」と自身にも批判の声が届いていたそうだが、「持っとるって。全部持っとる。売り抜いてない」と売り抜き疑惑を笑顔で否定。売らなかった理由については、上場株式と同様に仮想通貨の上場にもロックアップがかかっており売れなかったそうで「だから今は塩漬け」と告白した。

SPINDLEのプロジェクトはまだ存続し立て直している状況だが、現在GACKTは事業から離れ、一投資としては応援しているという。当時を振り返り「一番はなんせタイミングが悪かったよね」と語り、上場した頃ちょうど仮想通貨バブルが弾け最悪なタイミングに被ってしまったのが大きかったと悔しさを滲ませていた。

動画へのコメントでは、「売り抜けてないの?売り抜けてたから言われてたのかと思った」、「SPINDLEプロジェクトってまだ生きていたのか」、「この話を自らあえて持ち出すことで、イメージの修復をねらってますねw」と言った声も寄せられている。

参考:YouTube公式チャンネル『DROPOUT ドロップアウトした冒険者たち』

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