井川意高、箕輪厚介をカジノに連れて行った過去。月給30万円を「全額賭けなさい」結果に見城徹大爆笑

大王製紙元会長の井川意高氏が2月19日、自身のYouTubeチャンネル『井川意高が熔ける日本を斬る』に新たな動画を投稿。幻冬舎社長の見城徹氏、ウェブメディア『政経電論』編集長の佐藤尊徳氏との鼎談で、自著の映画化やギャンブルの思い出について語った。

大王製紙の創業家3代目だった井川氏は、2011年にカジノで負けが込み、会社資金の使い込みが発覚。約106億円をつぎ込んだとして、同11月に会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕、起訴され、懲役4年の実刑が確定。3年2カ月服役した後出所し、現在はYouTubeや若手経営者の相談役などで活動している。

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動画の冒頭、井川氏の著書『熔ける 再び そして会社も失った』がロングセラーしていることに触れ、見城氏は「今映画の話が進んでるんだけど、主演を誰にするか」考えているそうで、適任がいなくて困っていると告白。制作側からは色々な候補が挙がってくるそうだが、「井川意高がやるしかない」とキッパリ。見城氏から主演について意見を求められた井川氏は、『やっぱりブラッド・ピットかな。500メートル離れて並んでても区別がつかないって言われてますから』と、ハリウッドを意識しているようなジョークを飛ばした。

井川氏のギャンブル話では、当時を回想。井川氏は当時、週末仕事が終わったら現地に向かい、日曜日の夜8時か10時の便で帰り、月曜朝5時か6時に羽田に着く。そこから家帰ってシャワー浴びて月曜9時の朝会議に行くスケジュールだったと明かした。井川氏曰く、「週末泊まりがけでゴルフ行ってるようなもん」だと例えた。

ただ、カジノで何億も負けて日本に帰って来た時の気持ちは穏やかではなかったそうで、勝ってる時については「儲かっている時は汗じゃなくてアドレナリンが出てます」と語った。以前本の担当した編集者の箕輪厚介氏をカジノに連れて行ったエピソードも披露。初カジノの恐怖から軍資金である月給30万円をチビチビ賭けていた箕輪氏に、井川氏は「全額賭けなさい」と無理やり賭けさせた結果、「負けました」と明かし、上司の見城氏は大爆笑していた。

動画へのコメントでは、「山田孝之さんに1票!」「唐沢寿明はどうでしょう?」「エリートでこの手の演技が得意なのは同じ東大出身でもある香川照之さんしか思いつきません」など、映画の主演俳優についてリクエストが多く挙がっていた。

参考:YouTube公式チャンネル『井川意高が熔ける日本を斬る』

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