伊東純也の性加害報道に青汁王子、江川紹子氏、東国原英夫氏が参戦「これ誤報でしたで済む話じゃないからな」と怒りの声も

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サッカー日本代表の伊東純也の性加害騒動による一連の報道で、著名人が続々と意見を述べている。

伊東を巡っては、昨年6月に大阪市内の飲食店で女性2人と会食。その後、ホテルで酒に酔った状態で、伊東らから同意なく性行為を強要されたとして女性が刑事告訴し、受理されたと『デイリー新潮』が報じた。一方、伊東側は虚偽告訴罪の告訴状を大阪府警に提出し受理された。2月19日には大阪地裁に、女性2人に対する約2億円の損害賠償を求める民事訴訟を行なった。

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この報道に著名人も反応し、青汁王子こと実業家の三崎優太氏は2月20日、自身のX(旧Twitter)に「伊東純也選手が約2億円の損害賠償請求を提訴した。提訴までに時間かかった理由が、相手女性の住所が実は偽物だったって、そこから全く信憑性ないじゃん。関係者によると、新潮社も旗色が悪くなったからなのか、続報を出すことをやめたらしい。これ誤報でしたで済む話じゃないからな」と投稿。

さらに、「伊東純也選手は被害を訴えた女性だけではなく、新潮社も訴えるべきだと思います。週刊誌の売上のために、人の人生が滅茶苦茶にされる風潮に一石を投じるべき。きっと、この一件は社会が変わるきっかけになると思う。なんなら僕が弁護士費用を含めて、全て負担しても構わない」と怒りを滲ませ、自身も資金面での援助を申し出た。

また、ジャーナリストの江川紹子氏も20日、自身のXを更新。「女性の訴えが広く伝えられ、伊東選手にとって不利益な影響を発揮したのは『週刊新潮』が記事にしたからなのだが、その雑誌は訴えない、というのはいささか不可解」と、今回の女性のみを訴訟対象にしたことに疑問を呈した。

タレントの東国原英夫氏は20日、自身の公式YouTubeに「伊東純也の2億円訴訟について」という動画を投稿。今回、伊東側の弁護士が相当な証拠を持っていて、自信があるため今回の虚偽告訴による訴えを起こしたと考えられるとした。東国原氏は、伊東側の弁護士が狙っているのは「告訴取り下げが一番の狙い目」だと推測。さらに、「女性を訴えた方がシンプルなんですよ」と語り、「週刊誌を訴えても言論の自由、表現の自由等々で報道機関って守られてる」と語り、名誉毀損で週刊誌を訴えても難しいのでないかと持論を述べた。

2月19日発売の『週刊現代』では、性加害騒動の当事者らへの取材と音声入手の記事が掲載されており、SNS上では今後の裁判で真実が明らかになることを期待する声が多く投稿されていた。

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