戦術分析に定評のあるサッカーYouTuberのレオ・ザ・フットボール氏が2月2日、アジアカップ準々決勝の日本対イラン終了後に、自身のYouTubeチャンネル『Leo the football TV from シュワーボ東京』で生配信を実施。イランに1対2で敗れ、ベスト4進出を逃した日本代表の戦術に疑問を呈した。
日本代表は、自陣でパスを回して敵陣までボールをつなぐ「ビルドアップ」を試みたが、逆に自陣内でイラン選手にボールを奪われ幾度となくピンチを迎えた。この戦術にレオザ氏は「日本の戦術を作ってる人が誰か知らんけど、恥を知った方がいいですよ」とバッサリ。「ボールがなんで前に進まないか分かってないんだろうな」と嘆いた。
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視聴者から改善策を問われたレオザ氏は「（ロングボールを用いず、仮にボールを自陣から）つなぐなら、キーパーを含めて4バックにしてペナ（ルティエリア）幅以上に広がらない」ことが重要だと指摘。相手の中盤サイドの選手の背後に三苫薫選手、堂安律選手を待たせ、両選手が前を向いた状態でボールを持たせるべきだと説いた。そして、「チームとしての戦い方を構築してない」と一刀両断したレオザ氏は「日本人の監督が監督やるうちはずっとこのサッカー」と糾弾している。
日本が劣勢を強いられているにもかかわらず、森保一監督ら首脳陣は有効な策を打たなかったと指摘する声が多い。ベンチの映像を眺めたレオザ氏は「『何がいけないんだろうな』って顔してるからね。名波さん（浩コーチ）も森保さんも……」と嘆き節が止まらなかった。
視聴者は「試合中の修正が出来ないことは、他国にもスカウティングされてるしイラク戦もそこを突かれたと思う」「試合中に悪いところがまったく改善されんのよな」と、レオザ氏の指摘に同調していた。