吉幾三、自民党派閥の政治資金事件にバカヤロー連発「能登半島に使ってやれよ全部!」と怒り

歌手の吉幾三が2月26日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、政治と金をめぐる問題に怒りを露わにした。

吉は「政治家ってなんか俺たちの生活と考え方とかけ離れちゃってて」「こんな事言っちゃなんだけど、僕たちが一所懸命働いたところの税金をいろんな所に回して、党に回したりしてね……」と、政界を大きく揺るがしている自民党派閥の政治資金事件を挙げ、「バカバカしくなってきたよね」と語った。吉は議員法の改正と特権も変えるべきだと何回も訴えているそうだが、未だに声が届いていない事に不満を表した。

さらに、「地元で応援している代議士もキックバックもらっているらしいんだけど」と漏らし、「うちの会社も昔ちょっと申告漏れがあって税務署に入られた事ある」と告白。その時は話し合いで解決したそうだが、「俺たちだったらそんな事平気でやってたら脱税になるわけでしょ」と自身の経験を踏まえ、政治資金事件について「脱税にあたるんではないかな」と見解を述べた。

その後も熱く語った吉は、「税金は国民の義務として払わなきゃいけないから払うよ、今年も。来年からわかんないぞ、本当に。冗談じゃねえよ仕事したくなくなっちゃう」と語気を強めた。勝手に税金が使われていることに鬱憤が溜まっているようで、「議員半分に減らせよ、バカヤローお前ら!」「地震で明日からどうすれば良いんだって考えてる時に国会なんて開いてんじゃねーバカタレが!」「国庫に返すんだったら返せ。それを能登半島に使ってやれよ全部!」と憤然した。

吉は野党にも噛みつき「なんとかせえよお前らこの野郎!自民党のなんとかかんとかばっかり攻めてんじゃねえよ!」と怒りを露わにしていたが、最後には「立憲民主党だけじゃなくて、国民民主党も含めてみんなでやれ!自民党がこんなんだから」と、最後には笑顔でカメラに向かって投げキッスをし、エールを送った。

動画へのコメントでは、「政治家にペコペコする芸能人が多い中で吉幾三さんは正義感にあふれた素晴らしい人だ。これからも権力に臆する事なく正義の発言お願いします」「知名度のある方が忖度抜きで本音を話してくれるのが1番いい」と言った声も寄せられている。

参考:YouTube公式チャンネル『吉幾三チャンネル【公式】』

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