堀江貴文氏が語る、肥満症治療薬を病気でない人は使うべきではない?「医者が指導するようなストイックな暮らしができるのなら…」

実業家の堀江貴文氏は2月27日に自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。肥満症治療薬を病気ではない人に使うべきではないという意見に異論を唱えた。

デンマークの製薬会社ノボノルディスクファーマが開発した肥満症治療薬『ウゴービ』が、2月22日に発売された。保険適用の肥満症薬としては、約30年ぶりとなる。食欲を抑える働きがあり、肥満症の患者が対象だが、病気でない人はダイエット目的などで使用すべきでないという医者の意見が目立っている。

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副作用などを懸念するこれらの意見に堀江氏は「そもそも肥満症にならないほうがいいんじゃないですか?(肥満症に)なる前に予防すればいいじゃないですか」と反論。医者は病気になった人を見ることに特化していて、未病(健康な状態から離れつつある状態)の段階で予防する視点が足りないと指摘した。

堀江氏自身も血糖値を下げる働きのある「GLP-1受容体作動薬」などを数年前から服用しており、肥満症や糖尿病を防いでいるという。食欲が減退し、体重が3ヶ月で5、6kg減ったと実体験を語った。そして「医師の指導の元、ウゴービのような薬を肥満にならないように、糖尿病にならないように使うのはいいことだと個人的には思う」と見解を述べた。

また、運動療法や食事療法をすすめる医者には「そういうのができないからみんな糖尿病になっちゃうわけじゃないですか」と堀江氏。「医者が指導するようなストイックな暮らしができるのなら、みんな(病気に)ならないよ」とも。

この動画に、視聴者からは「肥満や糖尿病で合併症を患うぐらいなら、自費で薬に頼っても良いと思う」「実際に薬を使って、食欲がバカだったのが普通の人の食欲になった」など、肯定的な意見が見られた。

参考:YouTube公式チャンネル「堀江貴文 ホリエモン」

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