「さよならマエストロ」10.9%「不適切にもほどがある!」8.3%と好調キープ。2月19〜25日ドラマ視聴率まとめ

ビデオリサーチ社は2月19〜25日のテレビ視聴率を2月29日、発表した。1月期ドラマではTBS系『さよならマエストロ』『不適切にもほどがある!』が高視聴率を保っている(世帯平均、関東地区、以下同)。

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『さよならマエストロ』は西島秀俊が主演し、親子の絆を描くドラマだ。俊平(西島)はかつてウィーンで指揮者として活躍していたが、現在は日本に戻って市民オーケストラを指導している。西島演じる俊平が帰国したことに伴い、娘・響(芦田愛菜)は父と再会したが、父に厳しい態度を取り続けている。

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同ドラマの第7話(2月25日)の視聴率は10.9%で、前回と比べて0.1ポイント増となった。テレビ朝日系の『相棒』(2月21日の第17話、10.5%)やNHKの大河ドラマ『光る君へ』(2月25日の第8話、10.8%)を上回り2位につける。

『さよならマエストロ』は、俊平が「音楽以外の能力はゼロのポンコツ」なのが面白さの一つ。視聴者は「西島さんは料理出来ないパパなの(が)面白い」と投稿している。「派手さないしすごい面白いとかではないけど丁寧に作られていること(が)わかる」と評価する視聴者もいる。

一方、ネットで話題なのが阿部サダヲ主演の『不適切にもほどがある!』(TBS系)。23日の第5話は前回と比べ1.6ポイント増、自己最高となる8.3%をマークし、『相棒』に続く5位となった。体育教師の市郎(阿部)が1986年から2024年にタイムスリップし、現代人と交流するさまを描いている。

市郎が現代では不適切とされる言動、行動を繰り返すが、視聴者は「それが逆にスカッとする」「気楽に観れて笑えるのがいい」と評価している。

なお1位はNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』で、2月22日の第100話が16.2%を記録している。

参考:ビデオリサーチ社

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