「相棒」11.4%、「さよならマエストロ」10.3%と好調キープ。3月4〜10日のドラマ視聴率まとめ

ビデオリサーチ社は、3月4〜10日放送分のテレビ視聴率を14日に発表した。テレビ朝日系『相棒』が11.4%、TBS系『さよならマエストロ』が10.3%と好調を保っている(世帯平均、関東地区、以下同)。

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半年間の長丁場で、フィナーレを控えた『相棒 season22』が、6日の第19話で前週から0.3ポイントアップした。“最終回スペシャル前篇”として放送された第19話では、政府を批判した政治学者とテレビプロデューサーが殺害された。警部・杉下右京を演じる水谷豊は動画サイトに“警視庁の名探偵”を名乗って登場。事件に関して“表に出ていない事実”を全国民に向かって語り、警視庁を騒然とさせた。

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視聴者は右京の動画を見て「違和感がすごいw」と騒然。また、第19話では犯人が『名探偵コナン』をほうふつとさせる黒タイツ姿で登場したこともあり「今日の相棒、コナン味が強いな」と大いに沸いていた。

『さよならマエストロ』の視聴率は前週と変わらず。ドラマでは終始、西島秀俊演じる指揮者の夏目俊平が、芦田愛菜演じる娘・夏目響と不仲が続いていた。10日の第9話で響は父に冷たい態度をとるようになったきっかけが、音楽での挫折だったことを明かした。ドラマの終盤で2人はようやく和解。ピアノを俊平がひき、響がバイオリンを鳴らして一緒に音楽をかなでた。

視聴者は「2人の立ち止まっていた時間がようやく動き出した!」「和解できて良かったねぇ」と大いに感動していた。

14日発表分ではNHK連続テレビ小説『ブギウギ』が16.6%でトップ。『相棒』『さよならマエストロ』が続く。NHK大河ドラマ『光る君へ』も10.3%を記録した。

参考:ビデオリサーチ社

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