『YOASOBI』絵師“トレス謝罪”も炎上つづく…男性説も浮上して大騒動に

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大人気音楽ユニット『YOASOBI』のキービジュアルなどを手掛けた、イラストレーター・古塔つみ氏の〝トレス疑惑〟がさらなる波紋を広げている。ツイッターにて謝罪文を公開したが、火に油を注いでいるようだ…。

事の発端は、暴露系ユーチューバーのコレコレが、1月28日にYouTubeに投稿した動画。

古塔氏のトレスに気付いたという一般女性が動画に登場し、疑わしい点を指摘していった。

その女性がトレスに気付いたきっかけは、2021年に開催された古塔氏の個展だという。女性が男性にしがみついているイラストで、元ネタはイギリスの写真家デレク・リジャーズの作品。服の線や輪郭まで一致しており、もはや言い逃れができないほど酷似していた。この疑惑はネット上で瞬く間に拡散され、古塔氏のSNSが大炎上している。

この騒動を受け、大手雑貨メーカー『マークス』は事実関係を確認するため、古塔氏のデザインした『2022年版4月始まり手帳』を一時販売停止にすると発表。一方、アパレル会社の『TOKYO BASE』が運営するブランド『PUBLIC TOKYO』は、古塔氏がデザインを手掛けたポケットモンスターに登場するキャラ『ポッチャマ』のTシャツ販売の継続を決め、「関わる中では問題は起きていない」と明かした。

しかし、その後SNSでは類似の被害を告白する人が続出。真偽のほどは定かではないが、とあるツイッターユーザーは、《私も昔被害に遭ってる。私達の元写真と当時のスクショ》と綴り、画像を4枚公開。さらに、《「二次創作嬉しいです! 元ネタ表記お願いします!」って言ったら「そんな事したらオリジナルじゃないってガッカリされるし画像消します! やりとりも見られたくないしツイ消しして!」的なこと言われたな》と被害を告白している。

また別件で、古塔氏が「落書き」というツイート共にアップした女性のイラストも、某アメリカ映画に登場する女性をトレスしたと問題になっている。

古塔つみ氏の謝罪文で再炎上…

次々と浮上する〝トレス疑惑〟にネット上では、

《無断使用の常習犯ってことですね…色々と残念…》
《やばいなww》
《ここまで来ると全部がトレパクだと思うので、全てのイラストで元ネタ探しゲームになるよね》
《過去のトレパク騒動も当然知ってるだろうに「自分は大丈夫」って傲慢さも嫌だわ》
《人様の作品をパクっておいて落書き呼ばわりした上に販売するとか…》
《この手の人たちは、人の権利は平気で侵害するのに自分の権利には敏感だよね。もうASOBIじゃ済まなくなってきてるね》

といったように、大ブーイングが巻き起こっている。

「ネット上では、古塔氏がトレスしたとされる元画像を検索する動きが活発化し、大量の画像がアップされていました。まるで2015年に発覚した、グラフィックデザイナー・佐野研二郎氏の東京五輪エンブレムパクリ騒動のようですね。本人はメディアのインタビューで、どこで絵を学んだのか聞かれた際、独学であることを明かしています。騒動を受けて、古塔氏は3日にツイッターを更新。《この度は私の作品制作に関しまして大変お騒がせ・ご迷惑・ご心配をおかけしています。心よりお詫び申し上げます》《引用オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です。この点につきましても深くお詫び申し上げます》と謝罪しました。しかし一方で《写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません》という文言もあり、物議を醸しています」(芸能ライター)

この釈明に、ネット上からは

《トレパクイキリ絵師さんまじか》
《もう手遅れだけど、YOASOBIはさっさと手を切ってくれ》
《古塔つみさんやってること恐怖、ぶっちゃけYOASOBIほんとアイコン見るたびきもちわるっって印象下がるのつらい》
《最初は信じてなくて適当に流してたけど、大事になっててショック受けた。めちゃくちゃ好きだったのにな》
《もう二度とクリエーターを名乗らないで欲しいレベル》

といったブーイングが吹き荒れている。また、古塔氏のツイッターアイコンは女性と思われるが、実は男性なのではないかという説も浮上中。ツイッターのアイコンは俳優・清原果耶の写真をトレスしたもので、サイン会などのイベントに本人として登場していたのは、女性アシスタントであるとのウワサも広がっている。

今後はInstagramのみを運用していくと明かしていたが、絵師として活躍していけるのだろうか…。

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