伊藤英明の黒歴史? 映画『KAPPEI』ネガティブプロモーション失敗で爆死

伊藤英明 

伊藤英明 (C)まいじつ

連日のようにCMを放送しているコメディー映画『KAPPEI』。3月18日から全国の劇場で公開されたのだが、残念ながら爆死してしまったようだ。

「KAPPEI」は『デトロイト・メタル・シティ』や『みんな! エスパーだよ!』で知られる、漫画家・若杉公徳が手掛けた同名コミックが原作。1999年に世界が滅亡するというノストラダムスの予言を信じ、これまで殺人拳の修行に人生を捧げてきた主人公の勝平(伊藤英明)が唐突に現代の日本で暮らすことになるというストーリーだ。

若杉の作品が実写化されるのは、今回が3作目。映画「デトロイト・メタル・シティ」はもちろん、「みんな! エスパーだよ!」に関しても、ドラマ版はかなり高く評価されている。そんな若杉の漫画が豪華キャストで実写化されるということで、大きな注目を集めていた。

「KAPPEI」来場者も伊藤英明と同じ気持ち?

しかし、公開初週の「国内映画ランキング」(興行通信社調べ)では、初登場6位という不甲斐ない結果に。劇場に足を運んだ人からも、

《原作漫画と同じことやってるのに全然面白くない!》
《恋愛パートでも「自分の心情を声に出す」という説明がかなり多いので、世界観、心情、行動、状況の全てをセリフで説明してしまう脚本はかなり微妙だと感じた》
《終末の戦士役の4人は好きな俳優さんだったので良かったけど 笑いへのもっていきかたがもうひとつっていう感じでした》
《微妙な映画です。ちゃんとした役者さんたちが、一生懸命ふざけますが、いまいちで退屈になってきます》
《予告編は面白かったので笑えるコメディー映画かなと思い観ましたが、本編は退屈でした》
《ストーリーがつまらない。予告編ってズルいなーと思う作品はよくありますが、その中に名を連ねる作品です》

などの厳しい意見が相次いでいる。

「主演を務めた伊藤は同作を酷評しています。初日の舞台挨拶では、『見たけど何も残らなかった』『実は宣伝活動のときにも見てなかった』などと、なぜオファーを受けたのか問い詰めたくなるほど、同作をこき下ろしていました。映画『銀魂』など、作品を出演者がネガティブに評価して宣伝するというのは、ありがちなプロモーションですが、本当に作品がコケてしまったら本末転倒でしょう」(芸能ライター)

制作陣たちが下げたハードルを下回ってしまった「KAPPEI」。出演者たちの黒歴史として扱われなければよいのだが…。

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