山下智久　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ　

現在放送中の山下智久主演ドラマ『正直不動産』（NHK）が視聴率で苦戦し、ネット上では残念がる声が多く上がっている。

『登坂不動産』の営業マン・永瀬財地（山下）は、〝嘘もいとわない〟セールストークで成績No.1を維持し続ける、やり手の営業マン。

しかしある日、アパートの建設予定地にあったほこらを壊したことから、祟りで嘘が吐けない体になってしまう。

言わなくてもいいことまでペラペラと喋る永瀬に、当然、客は激怒。契約寸前の案件まで次々と台なしに――。果たして、正直すぎる不動産屋となった永瀬は生き残れるのか…というストーリーだ。

4月26日に第4話が放送され、物語はどんどん盛り上がりを見せているが、世帯平均視聴率は5％台（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で低迷。『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』（フジテレビ系）、『野ブタ。をプロデュース』（日本テレビ系）、『プロポーズ大作戦』（フジテレビ系）など数々の大ヒット作を生み出してきた山下主演作としては物足りない数字になっている。

『これは経費で落ちません』の再来なるか

「視聴率が取れないのは、朝ドラ、大河以外のNHKドラマを見る習慣があまり根付いていないことが大きな原因でしょう。ある程度はNHKも織り込み済みなのでは？ しかし今作は、主演の山下のほかに、福原遥、市原隼人、草刈正雄、大地真央、高橋克典、倉科カナ、泉里香など豪華キャストを並べている。民放ならば大赤字でしょうね」（芸能記者）

『正直不動産』は豪華キャストだけでなく、不動産業界のことを深く知れるストーリーも好評で、ネット上では

《面白いのに意外と視聴率いかなかったのびっくり》
《もう少し視聴率取れると思っていたけどな…》
《民放の9時台ならもっと視聴率取れると思う》
《誰か正直不動産見てる人いない？ めっちゃ面白いのに》
《視聴率と満足度、一致しないということよね～！》

といった声が上がっている。

NHKドラマと言えば、2019年に多部未華子のお仕事ドラマ『これは経費で落ちません』が大きな話題になったが、『正直不動産』はどこまでそれに迫ってくれるだろうか。