『おそ松さん』コラボカフェ“お粗末”な接客で炎上!「1時間でドリンク1杯」

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一時期は社会現象と言えるほどブームを巻き起こしたものの、現在は下火になっている『おそ松さん』のバルをイメージしたコラボカフェが、地獄絵図だとネット上で物議を醸している。

『おそ松さん』をイメージしたコラボカフェ『BAL OSOMATSUSAN』は、5月7日より池袋AKビル2階カフェにて開催中。来店特典としてランチョンマット、メニュー注文特典にはポストカードとコースターが用意されるとあって、ブームが落ち着いた後も熱心に動向を追っているファンから期待の声が寄せられていた。

しかし、入場には予約が必要にもかかわらず、店舗オペレーションに不備があり、料理提供が1~2時間待ちだったり、ノンアルコールを注文したところアルコールドリンクが届いたりするなどのトラブルを連発。店内は阿鼻叫喚の地獄絵図と化している。

SNSで多数のクレームが寄せられると、翌日コラボカフェは公式ツイッターでオペレーションの不備について謝罪した。

炎上が絶えないコラボカフェ

実際にカフェを訪れたおそ松さんファンは、

《ある程度覚悟はしていましたが、もの凄い戦場状態でした…。1時間以上経ってやっとドリンク1杯だけでした》
《バル松はタワレコカフェを見習え。ブレーカー落ちてレンジ調理できないとか終わってる》
《パスタの芯が残ってて食べられたもんじゃない。もはやオペレーション以前の問題。一体なにやってんの?》
《パスタ頼んだら食品サンプルみたいな料理がきた。あまりに忙しすぎて店員さんが半泣きしてる》
《当方18時入店→18時10分頃に3点セットメニューで注文→18時40分頃?にドリンク1杯→20時頃パスタ到着→20時10分頃デザート到着。これでもいい方らしいです…》
《アルコール頼んだらノンアルが、ノンアル頼んだらアルコールが来た。これかなりヤバくないか?》

など、阿鼻叫喚状態になっている。

「この手のコラボショップではちょくちょく起こりがちな状況ですね。突貫で準備・開店するので、基本ともいえる店舗オペレーションは後回し。予約制になっているにもかかわらず人手が足りないため、店員も自分がなにをすればいいのか分からない状況になっているのでしょう。店舗側は謝罪し、改善に向けて協議しているといいますが、対応は完全に後手に回っているといえるでしょう。同じような事件でいえば、2017年に『グランブルーファンタジーカフェ』でノンアルコールドリンクにアルコール度数40度のリキュールを混入させるという致命的なミスが起こりました。また同年『アニメガカフェ』で『おそ松さん』とのコラボが実施されましたが、『ちゃんとした朝ごはん』というメニューが強気な価格設定だったことでやり玉にあがっていました」(フードジャーナリスト)

いずれにしてもアルコール類の誤配膳は一歩間違えば、重大事故に発展する可能性もある。あまりにも〝お粗末〟な対応にファンも意気消沈としているようだ。

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