「日本は発展途上国」千原せいじ“コロナ対策”の不満ぶちまけに賛否

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お笑い芸人の千原せいじが5月29日、自身のインスタグラムを更新。日本政府による新型コロナウイルスの水際対策を痛烈批判し、物議を醸している。

1週間前にガーナへ旅立つことを報告していたせいじは《日本マジでヤバい。再入国にあたってめちゃくちゃチェック受けて最後にpcrの結果待ち1時間。そして、3日間の自宅待機。こんな国先進国で無いで。バカがコントロールしてる国丸出し。発展途上国やん》とつづり、帰国を報告した。

合わせてハッシュタグに《#日本ヤバい #発展途上国 #ええ加減にしてくれ #おじいちゃん #おじいちゃん引退》などと添え、怒りを爆発させている。

せいじの悲痛な叫びに、フォロワーからは

《よう言うてくれました。ほんっまにその通り》
《わかるなぁ。それ。悲しいくらいに日本は遅れてるよね》
《最近私も日本へ一時帰国したのですが、矛盾や無駄が多すぎてとてもショックでした》
《お疲れ様です。長旅がんばって帰国してこれじゃぁ疲れちゃいますよね》

と、共感の声が上がった。

千原せいじの日本批判に疑問の声も…

しかし一方的に不満をぶつけるせいじに対し、ネット上では

《自分の待ち時間のことだけしか考えてないんだな。そんな奴に水際対策を批判する資格なんて無いよ》
《自分の物指しで自国をけなすのはどーなの? 日本に試験的に来てる外国人の方々も「郷に入れば郷に従え」を、理解してる方々も多いのにね》
《せいじは自分のことを「賢い」と思っているんだろうね。現状の感染対策はこれでいいのか、改善策はないのか、という指摘はいいと思いますが、自分の考えと違う、他の国と違うからと言って、一方的に自国の政策を「バカ」と言い切るあたりのは良くない》
《以前に比べたらものすごく迅速になっていますよ。国の対策に対して1人で怒りをあらわにしているのは滑稽ですよね》
《現状の水際対策は極めて妥当で手続きや検査で長時間拘束されて大変だったのはわかるけど、そういうものを簡単にすることが先進国なのか? 検査などが厳しいのは国民を守ろうとしているんでしょ》
《現状の水際対策は極めて妥当。海外よりも厳しい措置をとって、ある程度のスクリーニングに成功している現実を、なぜ発展途上というのか、正直理解に苦しむわ》

などの指摘も寄せられている。

せいじは昨年11月に『UberEATS』で『小僧寿し』のマグロ丼を注文したところ、メニュー写真と実物が違いすぎるとして《全然ちゃう感じのやつきた。Uberってこんなんなん?》とインスタグラムで発言。その際、具体的な店舗名を上げてクレームを書き込んだことで炎上している。《結局、交換したんですか?》という質問に、《めんどくさいからしてない。捨てる。料理って見た目大切やん。何されてるかわからんし》と吐き捨てた。

「せいじは、頭に血が上ると思ったことを正直に口にしてしまう性格。そもそもせいじが訪れたガーナの場合、6月1日からワクチン3回目接種の有無によらず、入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機を求めないことに変更になります。今まで決してなんの対策もしていないわけではありませんからね。一方的に自国のことを発展途上国呼ばわりするのはいかがなものでしょうか」(ネットニュースサイト編集者))

毎度毎度、文句ばかりではファンの共感を得ることは難しいだろう。

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