『オモウマい店』炎上! 防犯ブザーの爆音を繰り返し放送「うるさすぎて無理」

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『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)6月14日放送回が、非常識な取材で炎上してしまった。

この日、番組が放送したのは、群馬県前橋市の焼きそば店。店には、ふぐ刺し用の皿に盛られた『小盛』から『大皿盛』まで5種類のサイズがあり、大盛りはなんと麺900グラム、6人前にものぼる。

店を営むのは70代の男性店主なのだが、スタッフが入口を開けると、防犯ブザーが大音量で鳴り響く。「あれ…大丈夫ですか?」と困惑すると、店主は「入って閉めれば」とコメント。扉を閉めると音は止むのだった。何でも、店主は高齢で耳が遠いため、厨房の奥でも聞こえるように入店音を爆音にしているそうだ。

いかにもテレビ制作陣が好きそうな変わった光景だったため、案の定、番組はひたすら客が入店する様子を流していく。取材中に何度も何度も何度もブザーが鳴り、客が戸惑いながら入店する様は格好の的。面白い光景に味を占め、爆音をしつこいほどに放送するのだった。

視聴者から怒りの声「ふざけんなクソ番組」

しかし、耳にタコができるほど警報音を聞かされた視聴者は、甲高い音が不快で堪らなかったようだ。ネット上には

《煩い不快》
《ブザーうるさくてチャンネル変えたわ》
《いいかげんうるせーよ》
《不快な音だなあ》
《家の中か外のどこかで防犯ブザー鳴ってると思ったらオモウマい店かよ 紛らわしい ふざけんなクソ番組》
《防犯ブザーうるさくて耳触り ブザーなる場面カットしろよ 毎回テンポ悪いしVTR編集下手すぎ》
《うるさすぎて無理》
《もう終わりだねこの番組》

などといった批判が殺到。焼きそばも焦げそうなほどの大炎上と化した。

「今回の放送は、事件を誘発しかねない大変危険なもの。近所で誘拐や痴漢が起き、被害者が手持ちの防犯ブザーを鳴らしても、周囲の人はテレビの音だと思ってスルーしかねません。それを抜きにしても、そもそも論として、人が不快に感じる音を何度もこすること自体不適切です」(テレビ誌ライター)

もう少し配慮してもらいたいものだ。

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