『ミヤネ屋』で“コロナ終わった”発言…耳を疑う言葉に視聴者騒然

宮根誠司 

宮根誠司 (C)まいじつ 

頻繁に炎上騒動を巻き起こしている『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)。6月29日の放送回では、新型コロナウイルスを軽視するような一幕があり、視聴者から批判の声が殺到している。

問題の発言を繰り出したのは、東京・浅草から中継を行なった東ふきリポーター。5日連続で東京が猛暑日を記録したと伝えると、「息苦しいような暑さなんですね。ちょっと本当に息苦しいのでマスクを外させていただきますね」と周りがマスクを着用している中、マスクを外す。

その後、「コロナも終わったということで、沢山の観光客の方が浅草に見えていたんですが、今日はですね、やはり物凄い暑さなので、ちょっと人手が少ないかな」とコメントするのだった。

場面がスタジオに切り替わると、MCの宮根誠司は熱中症警戒アラートが発令されている地域を紹介し、熱中症に気をつけるように呼びかける。

『ミヤネ屋』は反マスク主義なのか…

これを受けてコメンテーターの『髭男爵』山田ルイ53世は、子どもが帰ってきたときに信じられないくらい子どもの体が熱くなっていたというエピソードを披露。そして、マスクを着けながら授業を受けている子どもが可哀想だと続けた。

まるで新型コロナが終息したかのようなスタンスの「ミヤネ屋」に、ネット上では

《ミヤネ屋って本当にヤバイ。リポーターはコロナ終わったとか言ってるし、熱中症の話題ではなんとかマスク外させようと誘導する発言多々》
《コロナは終わってません、終息宣言出てないし。そういった舐めた楽観が人間の自滅するところ、いい加減成長しようみなさん》
《2年半、世の中掻き回しといて、抑圧しといて…。シレっと終わった感を出すメディア》
《コロナ終わったとかそういうワード禁句だよ。ミヤネ屋》
《全然コロナ終わってませんよ…。増えてるし新たな変異株も生まれてる》

など、辛辣な声が寄せられている。

ピーク時に比べると新規感染者数が減少したとはいえ、新型コロナは未だに猛威を振るっている。熱中症には気をつけたいが、「コロナも終わったということで」とメディアが言ってしまうのは時期尚早だろう。

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