綾瀬はるかに続いて杏も…? 月9ドラマに2作連続で失敗フラグが浮上

杏 

杏 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

7月11日より、坂口健太郎と杏がダブル主演する月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)の放送がスタートした。しかし評価は悪く、月9が2作連続で爆死するのではないかと心配の声があがっている。

刑事の白熊楓(杏)はミスが原因で異動させられてしまう。異動先は公正取引委員会審査局・第六審査。そこには、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口)など個性豊かなメンバーが在籍していた。

白熊は公正取引委員会・第六審査、通称〝ダイロク〟の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、公正な競争の場を守る〝競争の番人〟として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

「第1話の世帯平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切りましたが、今後は一気に下がりそうだと言われています。ミステリーものなのに、1話完結ではなく、次回に先延ばし。主役2人のキャラが既視感だらけ。謎を解く展開がかなりご都合主義で、視聴者から呆れ声がかなり上がっていますからね」(芸能記者)

フジテレビ猛プッシュのミステリー作家

フジテレビの月9ドラマといえば、前クールの綾瀬はるか&大泉洋の『元彼の遺言状』も、初回だけ数字が高くて後はずっと低下。見づらい独特な演出、メリハリのないストーリーなどで視聴者がどんどん離れ、最終回でも視聴率が一切あがらず、期待ハズレに終わった。

「『元彼の遺言状』と『競争の番人』はどちらも、1991年生まれの新進気鋭のミステリー作家・新川帆立氏が執筆した小説が原作。同氏は『セブンルール』(同系)でも密着取材を受けるなど、フジテレビが猛プッシュしているようです。その勢いでドラマも成功といきたいのですが…」(同・記者)

定番だったラブストーリーを捨て、2018年からは数字が取りやすい医療・ミステリー・サスペンスものに絞った結果、見事視聴率が回復した月9。それだけに、ミステリーものでの連続失敗だけは避けたいところだ。

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