『テッパチ!』第2部でも寒いノリ継続! 大人の男のじゃれ合いに「ひどい」

白石麻衣 

白石麻衣 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月17日、ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)の第7話が放送された。第2部に入っても寒いノリが続き、視聴者から呆れ声が上がっている。

ケンカっ早い主人公・国生宙(町田啓太)はある日、幹部自衛官・教育隊中隊長の八女純一(北村一輝)に声を掛けられ、自衛隊に入隊する。

そして陸上自衛隊を舞台に、未熟な若者たちが現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。自衛官らのマドンナ的存在は、教官の桜間冬美(白石麻衣)だ。

第7話では、晴れて自衛官となった国生が、候補生の時にバディだった馬場良成(佐野勇斗)と共に普通科隊員として南関東駐屯地に配属される。若干の不安を抱きながら隊舎に向かった宙と馬場を待っていたのは、班長で1曹の大木隆之(久保田悠来)、バツイチで大木の次に古株の金子慎也(桐山漣)、駐屯地イチの爽やかイケメン風間速人(工藤阿須加)、年齢は班内で一番年下だが優秀な野村晴樹(結木滉星)といった先輩自衛官たちからの手荒い歓迎だった。

「もしかしたら1部よりひどいかも…」

まず、部屋に入るなり水鉄砲をかけられる。さらに朝起きると顔に落書きが。ある日はボディビル大会のようなことをさせられていた…。

訓練生時代編から、男同士のコチョコチョなど、男子小学生のじゃれ合いを大人の演者にさせてきた同作の脚本。第2部でも相変わらずこのノリが続き、ネット上では、

《またこんなノリなのね》
《いきなり寒い展開》
《ん~2部でもこんな感じなのか》
《男子校ノリ第二部》
《もしかしたら一部よりひどいかもしれない》

といった呆れ声が殺到。

また、終盤ではこの寒いノリが「どんな事態にも適応できる能力を身に付けさせるため」と大木から明かされたのだが、これにも

《嘘つくな》
《は? なんと都合のいいw》
《敢えてやってたってか》

といったツッコミが寄せられている。

どうしても男同士のじゃれ合いがやりたいのなら、素直に学生ドラマでもやっておけば良かっただろう。構想20年と言われるドラマとは思えないひどい出来だ。

【あわせて読みたい】