『乃木坂46』新曲売上10万枚アップ! 人気復活の要因はやはり特典商法?

賀喜遥香 

賀喜遥香 (C)まいじつ

8月31日に発売された『乃木坂46』の30枚目シングル『好きというのはロックだぜ!』。前作『Actually…』の売り上げを10万枚以上も上回る好調な数字を記録しているが、あまりの差にファンの間では、さまざまな憶測が飛び交っているようだ。

「好きというのはロックだぜ!」は、4期生の賀喜遥香がセンターに抜擢された楽曲。1期生の秋元真夏や齋藤飛鳥、3期生の山下美月といった人気メンバーをはじめ、4期生が数多く選抜入りしたことで注目を集めている。

発売以降、順調に売り上げを伸ばしている同曲は、『オリコン』が発表した8月30日付けの『デイリーシングルランキング』で推定売上枚数43万5467枚を記録。さらに、9月12日付けの『週間シングルランキング』では、堂々の1位を獲得し、推定売上枚数は前作「Actually…」の初週売上を10万枚ほど上回る57万6597枚となっていた。

これにファンの間では、

《初週57万枚は素晴らしい! おめでとうございます!》
《前シングルから大幅に売り上げが伸びてて凄いー!》
《やっぱ賀喜さんセンターが強かったなあ…。それにしても売り上げが凄まじいね!》

など、大きな盛り上がりを見せている。

売上好調の秘密は“5期生”にあり…?

「『Actually…』と『好きというのはロックだぜ!』に大きな差がついたのは、いくつかの要因があると考えられます。まず『Actually…』発売時には、5期生として加入した中西アルノの炎上騒ぎがありました。中西がSNSでやりとりして個人撮影していたことが明るみになり、『Actually…』の不買運動に発展。対して『好きというのはロックだぜ!』には、中西を含め1人も5期生メンバーが選抜入りしていません。かなり大胆な戦略のように思えますが、売り上げを見るに大正解だったようですね」(芸能ライター)

さらに運営は、「好きというのはロックだぜ!」の売り上げを伸ばす努力をしていた。『明治神宮野球場会場』で開催された「乃木坂46」のライブ『真夏の全国ツアー2022~東京公演~』では、同曲の即売会を実施。特典として、全42種類の「特製ソロポスター」の配布を行なっていたのだ。ネット上では、

《まあ今回は神宮での購入特典でソロポスターの配布もあったし。当然の売上じゃない?》
《センターに賀喜を持ってきたのも計算高いよね》
《前作は5期生のせいで売上激減したけど、今作は5期生いないから驚異的なV字回復!》
《アホみたいにポスター持ってる人いたし、そりゃあ売り上げ伸びるわな!》
《29枚目がコケたのは完全に5期生のせい。5期生を排除した30枚目が伸びるのは当然よ!》

といった指摘も見受けられる。

歴代シングルの中で最も売上を伸ばしたのは、白石麻衣がセンターを務めた『シンクロニシティ』。「乃木坂46」は全盛期ほどの人気回復は見込めるのだろうか…。

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