『家庭教師のトラコ』最終回は観ない方がいい?「いったん幸せにしておいて…」

橋本愛 

橋本愛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

9月14日、橋本愛の主演ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)の第9話が放送された。一応、話が丸く収まったため、「もう最終回でいい」と指摘する声が多く上がっている。

根津寅子(橋本)は「どんな志望校も合格率100%! しかも授業料はお任せ!」という伝説の家庭教師。

彼女に依頼したのは、30代、40代、50代と、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親たちだった。寅子は説教もしないし、難しいことも言わない。ただ、世の中にある現実を子どもたちに見せるだけ。しかし子どもたちは、いつの間にか「正しいお金の使い方」を知ることになる…。

第9話では、寅子の生き別れの母が危篤状態だと報せが入る。しかし自分を捨てた母を寅子は良く思っていないため、頑なに会おうとしない。

するとそんな寅子を見かねて、生徒の母親たちが寅子を説得し始めた。ついに心が動いた寅子が母に会いに行ったものの、母はすでに息絶えていた。母と再会できなかった寅子は号泣するが、生徒の母親たちに慰められて復活。また家庭教師を続けることにするのだった…。

「最後に変な展開になるのがこの脚本家」

2週前から取っ散らかり始めた『トラコ』だが、この第9話で何とかそれなりに着地。まだあと1話残しているが、ネット上では

《今日で最終回でいいと思う》
《今日最終回で良かったんじゃない? 来週何やんの?》
《いったん幸せにしといて最終回でまた突き落とす終わり方じゃないことを願う》
《今日で最終回かと思ってたー! なんて勘違いだよ》
《最終回みたいな流れだったけどまだ一波乱ある?》
《最終回でもいいと思ったけど、最後に変な展開になるのがこの脚本家の作品だぁって思い出した》

といった声が上がっている。

「同作の脚本家・遊川和彦氏は、賛否溢れる最終回を書くことでお馴染み。また、終盤で主人公の親か祖父母の誰かが死ぬのも定番で、これまで『過保護のカホコ』『同期のサクラ』『35歳の少女』(すべて日本テレビ系)でも死んできました。そして今回も案の定…。果たして最終回はどうなってしまうのでしょうか…」(芸能記者)

もう十分満足した人は、最終回を観ない方が良いかもしれない。

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