『ももクロ』メンバー結婚容認は例外? AKB&坂道グループとの相違点は…

ももいろクローバーZ 

ももいろクローバーZ (C)まいじつ 

アイドルグループ『ももいろクローバーZ』最年長メンバーの高城れにが、11月6日に入籍を発表。結婚後もアイドルを続けるスタンスに、世間からはさまざまな声が上がっている。

広く知られているように、お相手はプロ野球『北海道日本ハムファイターズ』所属の宇佐見真吾選手。交際期間は2年とのことで、現役アイドルの結婚に世間は驚きに包まれた。

本人も配信内で「アイドルが結婚って、どうなってしまうんだろうとか。さみしいな、悲しいなっていう方がいらっしゃるのも、もちろん重々承知なんですけど」など、結婚への賛否の声に言及。

それでも決断した理由については、「日々『ももクロ』として活動をしていく中で、温かい声援だったり、いろんな愛情だったりを、たくさんいただいたと思います。私はきっと、モノノフさんだったら、どんなことがあってもついてきてくれると。離れないでいてくれるだろうなという信頼がとてもありました」と、ファンへの信頼を述べている。

ライブが売りのグループだから結婚できた?

ネット上には、現役アイドルの結婚を容認した所属事務所『スターダストプロモーション』の決断を

《今あるアイドルグループで、メンバーが結婚しても大丈夫(そう)なグループと、そうじゃなそうなグループで分けると面白そう》
《現役中にありなんすか! でんぱ組のみりんちゃんとか前例はあるけど、スタダはそういうのダメだと思ってた…》
《高城れにで、ジャブいれといて、慣れさせて、しおりん経て、かなこ、あーりん結婚してもアイドル継続させる算段とはスタダさすがだわ》
《ハロプロも平均年齢上がってることもあるし、また恋愛解禁容認の声が上がるかもな》

などと、称賛する意見が見られている。

「自由を縛ることへの批判や多様性の波、20代後半でも現役アイドルというモデルケースの増加もあり、近年はアイドル界も、恋愛や結婚を〝かつてより〟との注釈つきとはいえ、容認する流れに。『Negicco』に至っては全員が子持ちですし、これからは女性アイドルもメンバーの一部が既婚者というケースは増えるのではないでしょうか」(アイドルライター)

だが、相変わらずこうした動きは限定的ではないかとも…。

「メンバーが結婚しても許されるのは、『ももクロ』のように〝楽曲そのもの〟や〝パフォーマンス〟、〝ライブ好き〟が多いケースに限られるでしょう。見た目に比重を置いているAKBや坂道系のアイドルは、所謂ガチ恋オタクも多いですから、猛烈に荒れる可能性があります」(同・ライター)

時は2020年代。あらゆる世界で、これまでの常識が壊れつつあるということか。

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