『ぽかぽか』わずか3カ月で電撃打ち切りか…下品な悪ノリに上層部が激怒

ハライチ 

ハライチ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

強盗殺人事件を茶化した『ハライチ』岩井勇気の炎上が、大きな波紋を広げている。

岩井は2月7日の『ぽかぽか』(フジテレビ系)生放送内で、〝ルフィ〟で知られる強盗殺人グループ逮捕の速報を受け、「みなさん、ルフィ逮捕されましたよ!」とカメラ目線で発言。

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さらに、「強制送還され! あのルフィが! 今日本に着き、逮捕されました」など、真顔で訴えかけながら身を乗り出すという〝ボケ〟を行っていた。

当然、これには「不謹慎」だと批判が寄せられ、番組と岩井はネットで大炎上。まともな感覚ならば〝一線を越えている〟と分かりそうなものだが、岩井には理解できなかったようだ。

この件に対し、放送後、岩井のSNSにも厳しい指摘が寄せられているが、ダンマリを決め込んでいる。

それにしても、普通ならマズいと分かりそうな今回の炎上は、一体なぜ起こってしまったのか。

岩井とスタッフの悪ノリが生んだ悲劇

「まず挙げられるのは、岩井のセンスのなさです。おそらく彼は、『ラヴィット!』(TBS系)のように、フリーダムにボケる悪ふざけ路線を目指しているのでしょう。

しかし、ユーモアと非常識を履き違えているため、やっていることは善悪の区別なき悪ノリ。彼がよくバカにしている、ユーチューバーと同レベルの下品さとイタさですよ」(芸能記者)

この悪ノリMCを止めるスタッフがいないのも、番組の悲劇だという。

「彼を増長させている要因には、現場スタッフの問題もあるでしょう。というのも、1月30日の放送では、現場を仕切ってカンペを出すのが、入社1年目の女性スタッフであることが前説で紹介されている。

しかし、当然、この役目は新人には荷が重いでしょうし、現にこうして悲劇が起こってしまった」(同・記者)

そして、今後の対応によっては、打ち切りすら見えてくるといい…。

「人命が関わっていることもあり、今回の〝殺人茶化し発言〟は大問題。番組内での謝罪や説明を行わず、このままダンマリを決め込むのであれば、BPO審議入りは避けられないでしょう。事の次第によっては、番組の早期打ち切りさえ見えてきます。

既に上層部はブチギレ状態で局内は不穏な空気。もともとは『笑っていいとも!』が放送されていた、いわばフジテレビの看板ともいえる時間帯に、こんなみっともない事件を起こされては、上層部が怒るのも無理はないでしょう。

次の改編期の4月をもって、放送終了かも。もともと視聴率も壊滅的でしたし、打ち切りにするいい口実ができてよかったのでは?」(週刊誌記者)

鳴り物入りで始まった番組が、まさか1カ月で存続の危機を迎えるとは…。

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