『旭川イジメ事件』と同じ…? 芸人のスシロー“ぺロペロ少年”擁護に疑問噴出

村本大輔 

村本大輔 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

大手回転寿司チェーン『スシロー』でのイタズラ動画が大問題となり、連日ネットニュースを騒がせている。

ペロペロ少年へ批判の声が相次いでいるが、この風潮に、お笑いコンビ『ウーマンラッシュアワー』村本大輔が〝待った〟をかけたようだ。

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村本は2月6日、ツイッターで騒動に関する持論を展開。悪質な迷惑行為に及んだ少年に批判が集まっていることに《醤油差しよりも大切なのはこの子の未来。この子のお母さんや家族の心》とコメントし、擁護している。

また、現在SNS上でトレンド入りするほどブームになっている、「スシロー」を応援する〝#スシローを救いたい〟といったタグについてもツイート。

8日に《スシローを助けたいって言うけど、スシローなら大丈夫。またおとり広告で君たちを釣り上げてくれるよ》と投稿し、昨年に同社が消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けた〝おとり広告〟の件を掘り返している。

スシロー事件と旭川イジメの差は?

世間の風潮に逆らうような村本に、人々の怒りは爆発。

過去に起こった「旭川女子中学生いじめ凍死事件」を引き合いに出し、《被害者より加害者の未来の方が大事と言った旭川のイジメと同じ発言》《なんで被害者側の未来はどうでも良くて、加害者の未来は守らなくちゃならないの?》《「加害者にも未来がある」と言った旭川イジメ事件の中学校教頭と同じ思考だな》《村本のはいじめっ子理論で、旭川市の事件と同じ。加害者が被害者ぶるな》などと批判する声が後を絶たない。

「旭川女子中学生いじめ凍死事件とは、2021年2月に北海道旭川市で発生した、女子中学生への集団いじめによる死亡事件です。

この事件では学校の教頭が被害者の家族に対し、『10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか』などと発言したことで大炎上しました。

とはいえ事件の大きさでいえば、明らかに人が亡くなっているイジメ事件の方が重罪。しかも、この事件は加害者側が非公開のままで、『スシロー』の少年はネット中に顔が知れわたっているという大きな差があります。

生死に関わる事件の加害者は顔が晒されていないため、《スシロー加害者はどんどん顔写真を晒されて、旭川イジメ事件の加害者は晒すなっていう事に違和感》などと意見している人も見られました」(時事ライター)

どちらにせよ、加害者は自分が犯した罪ときっちり向き合うべきだろう。

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