岩井勇気　画／彩賀ゆう　（C）まいじつ

留まるところを知らない、『ハライチ』岩井勇気の〝強盗殺人茶化し発言〟の余波が、ついに〝番組降板〟に発展しそうだ。

改めて経緯をまとめよう。

2月7日、MCを務める『ぽかぽか』（フジテレビ系）に生出演した岩井は、番組中に入った強盗殺人グループメンバー逮捕の速報について嬉々として言及。

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「ちょっと待ってください！ 皆さん！」「ルフィ逮捕です！」「皆さん、ルフィ逮捕となりました！」「強制送還され！ あのルフィが！ 今日本に着き！ 逮捕されました！」などと叫んだ。

わざと大げさに煽るテンションで笑いを誘う〝ネタ〟にしたわけだが、これがネット上で「不謹慎だ」と大炎上することに…。

「この件は多くのメディアで話題になり、ある女性誌のWEB版は、フジテレビに直接見解をたずねたという記事を掲載。フジ側が、『番組の対応について配慮に欠ける点がありました。今後も視聴者の皆様のご意見を真摯に受け止め、制作に活かしてまいります』と、一部謝罪をしたことが明かされています」（週刊誌記者）

どうやら、局側も正式に、今回の件を〝不祥事〟だと認めた模様だ。

岩井勇気が番組降板の可能性も？

ところが、岩井の方はというと、今日まで事件に対する言及が、番組内・ツイッターで一切なし。これだけの騒動が本人の耳に届いていないとは思い難いが、知らぬ存ぜぬの〝ダンマリ〟を決め込んでいる。

それどころか、9日には《『ぽかぽか』生放送はじまります！ 今すぐフジテレビつけて下さい》と、視聴者に向けてしれっと告知ツイートをしているのだ。

また、SNSではこんな報告が…。

「事が事だけに岩井のツイッターは炎上状態で、日々この件に関しての見識を問う意見が殺到。ところが、ユーザーからは『ブロックされた』との報告が相次いでおり、証拠スクリーンショット画像も拡散されているのです。

見たところ、誹謗中傷ではなく、ただ真摯に問いかけているものもブロックされているので、『言及すら許さない』という河野太郎状態になっています」（芸能記者）

この対応からは、岩井としては、この件に関して謝罪どころか向き合うつもりもない様子がうかがえる。

不祥事として認めるコメントを出したフジテレビの判断とは、正反対であることが分かるだろう。

「このねじれは、ゆくゆく大きなズレになる可能性があるでしょう。フジとしては不適切だったと認めており、岩井にも番組内で謝罪させ、ひとまずコトを収めたい。

しかし、当の岩井はプライドからそれを拒否しているわけで、〝重大事故だから謝罪は必須〟と考える局、〝謝罪はしたくない〟と突っ張る岩井が平行線を辿るでしょう。

こうなると事態は泥沼で、最終手段としては〝岩井のみ降板〟という軟着陸もあり得るのでは。元々、『ハライチ』は相方の澤部佑がお茶の間人気のカギを握っているようなものですし、岩井はいなくても困りませんからね」（同・記者）

開始1カ月にして、早くも番組を襲った大トラブル。果たして、どのような解決を見るのだろうか。