『どうする家康』若者ウケ狙いで大失敗!“若者=バカ”の浅い考えに辟易

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

NHK大河ドラマ『どうする家康』の視聴率低下が止まらない。視聴者からは相変わらず呆れ声が続出している。

同作は『嵐』松本潤演じる、国と家族を失った孤独な少年・竹千代(=元康、家康)が、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、乱世に飛び込んでいく奮闘記。

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ドラマ『リーガル・ハイ』『コンフィデンスマンJP』(ともにフジテレビ系)などで知られる、古沢良太氏が脚本を担当している。

初回の世帯平均視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。その後、第2話15.3%。第3話14.8%。第4話13.9%。第5話12.9%。第6話13.3%。第7話13.1%、第8話12.1%とどんどん下がっていき、3月5日放送の第9話は自己ワーストの11.8%を記録した。

「この下がりっぷりは、大河ドラマ史上最大の爆死作品『いだてん』に次ぐ勢いです。さすがに『いだてん』ほどの急降下していないものの、大河では鉄板と言われている戦国時代でこの爆死ぶりと考えると、ワースト1位と言ってもいいかも」(芸能記者)

今作は、〝若者ウケ〟を狙うとして制作されたが、それが完全に裏目に出ているようだ。

「若者=馬鹿だと思ってんのが間違い」

「軽すぎてコントのようなドラマになっており、大河らしさが薄いので、ファンが離れています。一方で、若者にウケているかといわれると、まったくそんなことはない。そもそも今時、松本潤が若者ウケのキャスティングとは言えない。

また〝若者ウケ=軽い雰囲気〟というのも意味不明。今の若者に人気の漫画やアニメは、ハードで刺激的な展開が多いので、むしろ若者ウケを狙うならば、今まで以上に過激な作品にするべきだったでしょう。

ネットがこれだけ発達している今、作品を見る目もかなり肥えていますからね」(同・記者)

ネット上でも《今年で40歳になるタレントが主演で若者を取り込めると思うのがおかしい》《若者=馬鹿だと思ってんのが間違い》《若者向けって言ってるけど若者を舐めてるよ。誰も見ない》といった呆れ声があがっている。

この先、視聴率が浮上することはあるのだろうか…。

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