『スタンドUPスタート』暗すぎ展開がまるでお通夜…9話で再び視聴率低下

竜星涼 

竜星涼 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

視聴率が軒並み悪いことで知られている、俳優・竜星涼主演のドラマ『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)。3月15日には第9話「9人に価値は必要か? 新たな出会いと過去の傷」が放送されたのだが、ここへきて再び視聴率が下がり始めている。

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同ドラマは自称〝人間投資家〟の主人公・三星大陽(竜星)が、社会でうまくいかない人へ「スタートアップ(起業)しよう!」と手を差し伸べていくヒューマン作品。

原作は『週刊ヤングジャンプ』で連載中の同名コミックスで、出演者やゲスト陣も気合いの入ったメンツを揃えているが、視聴率は2~3%を行ったり来たりと乏しい結果に。

第9話の平均世帯視聴率も2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と案の定低い数値を記録し、最終回目前に3.0%を下回る結果となってしまった。

「同作は初回から4.1%と低視聴率でスタートを切っています。しかし初回放送はまだ好記録な方で、続く第2話は3.8%、3話は3.7%と徐々に数字を落としていくことに。

第7話にはついに2.5%にまで落ち込み、目も当てられないような記録を叩き出していました。一応第8話では3.0%と0.5ポイントも上昇しましたが、ここへ来て再び2%台を記録…。

同作の不人気さが如実に表れていますね」(芸能ライター)

原因は放送時間帯? ストーリーにも問題が…

もはや打ち切り寸前レベルといっても過言ではない同作。これほどまでに視聴率が振るわない原因には、ドラマの〝放送時間〟が影響しているとウワサされている。

「『スタンドUPスタート』が放送されている〝水曜22時〟という時間帯には、日本テレビでもドラマが放送されているほか、TBSの大人気バラエティー『水曜日のダウンタウン』が裏番組として君臨しています。

その影響なのか、フジテレビのドラマはストーリーが刺さらない限り、どう頑張っても視聴率が低迷する傾向に。

歴代ドラマを見返してみても、2022年放送の『テッパチ!』(フジテレビ系)は大爆死、『Hey!Say!JUMP』山田涼介の『親愛なる僕へ殺意をこめて』(同)もさほど視聴率に貢献できていません」(同ライター)

また『スタンドUPスタート』第9話放送時のネット上には、《何かもう、とても暗い展開に…》《普段明るい主人公が50分間ずっと悲しい顔。見てるこっちまでしんどい》《ずーんと重い展開。はぁ、心臓に悪い》などとお通夜ムードが漂っていた。

名前の通り、普段はすこぶる明るい主人公・大陽だが、今回のエピソードでは叔父である三星義知(反町隆史)のひと言をきっかけに雲行きが急激に怪しくなっていく。そこから物語は重苦しい展開へと進んでいき、多くの視聴者が心を痛めていたようだ。

週のド真ん中である水曜日は、人々が一番仕事などで疲れている日。そんな水曜日にますます気分が暗くなるような物語など、誰も求めていないのだろう。

まもなく物語はクライマックスを迎えるが、このままだと起死回生は望み薄か…。

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