恋愛ドラマに異変?『夕暮れ』『星降る夜に』当て馬不在の作品が急増

吉高由里子 

吉高由里子 (C)まいじつ 

最近の恋愛ドラマに、とある変化が起こっているようだ。

2023年冬に放送されたプライム帯の恋愛ドラマは、広瀬すずの『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)と、吉高由里子の『星降る夜に』(テレビ朝日系)、井上真央の『100万回 言えばよかった』(TBS系)だ。

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「この3作品に共通しているのが〝当て馬〟がいないことです。『夕暮れに、手をつなぐ』では、メインの広瀬すずと永瀬廉のすれ違いこそ起きているものの、ほかに2人とくっつきそうな人はナシ。

『星降る夜に』では、吉高由里子、北村匠海、ディーンフジオカの三角関係になると思いきや、一貫して吉高と北村のラブストーリーで、そこにディーンが入ってくることはなかった。

『100万回』も、井上真央、佐藤健、松山ケンイチの3人がメインで登場しますが、松山は2人を支えるだけ。井上と佐藤の絆がずっと強調されています」(芸能記者)

『silent』でも当て馬らしき役割はナシ

前クールでは、『silent』(フジテレビ系)で、鈴鹿央士が当て馬っぽい役割を果たしたものの、典型的な恋愛ドラマの当て馬とは違った役割を果たしていた。

「最近はドラマを見る人の性質も変わってきていて、ハラハラドキドキする恋愛を楽しみたいより、まったりとほほえましい恋愛模様を楽しみたいという人が増えてきています。当て馬として、誰かが傷ついてしまう様子を見られないという人もいるようですね」(同・記者)

このような傾向に、《ディーンが当て馬にならない世界で本当によかった》《「星降る夜に」は最近のすぐ当て馬っていう型にはめてしまう視聴者の風潮に訴えかけられてる気がした》《ディーンさまがキャスティングされて、当て馬枠かよ嘘だろって思ったら大間違いだった。そんなベタな展開無かった》といった声があがっている。

ドラマ界も日々、変化しているようだ。

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