草彅剛で『新・半沢直樹』制作か!『罠の戦争』異例の大ヒットで注目の的

草彅剛 

草彅剛 (C)まいじつ 

2000年代の最高のドラマといわれた『半沢直樹』(TBS系)のリニューアル版となる新ドラマの主役に、元『SMAP』の草彅剛の名前があがっていることが判明した。

草彅は去る3月末に終了した政界ドラマ『罠の戦争』(カンテレ制作、フジテレビ系)で主演。近来ない快作となった。平均視聴率は8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。少々物足りない気もするが…。

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「ここ数年、ネットの見逃し配信もあることから、テレビの視聴率は下降モード。前は視聴率10%以上が合格点とされましたが、いまは9%以上。8%でも放送枠によっては高視聴率とみなされる。とくに草彅に関しては、フジテレビがジャニーズに遠慮をして番組宣伝をやらないという異常。8%台でも大合格でしょう」(テレビ雑誌編集者)

草彅ドラマは〝月10〟で放送されたが、直前に放送された北川景子主演の月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)は平均視聴率7.0%の惨敗。完全に力負けした。

「月9が月10に負けることは、2021年10月に月10を再開設して以来。10時台になると高視聴率ニュース番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)がはじまる。それを考えると、草彅は大健闘でしょう」(前出・テレビ雑誌編集者)

『罠の戦争』は忠実な大臣秘書・鷲津亨(草彅)が、大臣やその息子を蹴落とし、衆院議員に当選。その後、幹事長や総理大臣にも戦いを挑む政界物語。大臣に誠心誠意尽くすが、次第に権力に溺れるという欲と罠の世界を描いたドラマだ。

「温和だった鷲津が、権力ほしさに目をギラつかせるサマは、これこそ人間の本心だと思いましたね。演技には厳しいことで評判の週刊J誌も、草彅の演技を絶賛。いつも大宣伝をかけてフテッた役しかやらない、できない木村拓哉とレベルの差を見せつけた」(ドラマライター)

続編が制作できなくなった『半沢直樹』

ジャニーズ圧により、これまで出番がなかった草彅は、6年ぶりの民放ドラマに出演。彼の演技を見て、いまTBSとテレビ朝日が草彅の獲得に水面下で動いているといわれる。

「TBSは、『半沢直樹』と内容を変えた金融ドラマ『新・半沢直樹』を作りたいのです。というのも、半沢を演じた堺雅人は、昨年末で超大手事務所との契約を解消。個人事務所を設立し、続編が厳しい状態です。さらに悪役常務役だった香川照之は、銀座ホステスへの性加害で消えた。主要キャスト2人がいないので続編は難しいでしょう」(前出・ドラマライター)

草彅は2015年、闇金融を舞台にしたドラマ『銭の戦争』(カンテレ)でも主演。成功を収めている。

「芸能界でサプライズな演技ができるとしたら、週刊J誌が推して人気女優になった西野七瀬、山下美月、俳優なら草彅でしょう」(週刊J誌関係者)

それはさておき、4月からの注目ドラマは…。

「木村の『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)か、福山雅治主演の『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)。しかしおそらく、どちらも視聴率15%はないと思います。木村も福山も、演技より宣伝ですから」(同・関係者)

本物の俳優を使ってこそ、視聴者が食らいつくのだ。

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